ロッジ・カメリアから宿毛へ! – ヘロヘロでたどり着いた宿毛を堪能しまくった裸足お遍路28・29日目

 

こんばんは、イカ太郎です。

楽しそうでしょ?

いつも楽しいんですが、今日はまた格別に楽しかったんですよ。

実は今日はお遍路やってないんです。

この町にとどまってました。

宿毛市!

読めます?

「 すくも」って読むんです。

おもしろいですよね。

 

今日はこの町にとどまって、溜まりに溜まったブログの更新作業を進めていました。

 

泊めていただいている場所は、当ブログでおなじみになってきた「ぐるぐるお遍路・鈴木さん」のお友達・Tさんのお宅です。

(顔出し、家の撮影はNGなのでありませんけど、想像で補ってください。かっこいい日本家屋の平屋建てで、お庭もかっこいいハウスです!)

そちらに連泊させていただいてます。

ありがたし!

 

ブログ更新しながら宿毛の町も知っちゃおうということで宿毛巡りツアーもしました。

 

宿毛巡りツアースタート!!!

 

まずは開店前の地元のパン屋さんに行って、できたてのパンをゲット!

(田舎って地元の人同士だとかなり融通がきくものなんですね!驚きました)

 

そして向かったのは宿毛の名峰・荒瀬山!(あらせやま)

これだけの眺望が僕ら2人だけのものですよ。

場所はこのへん。

自転車でキコキコ登りました。

今日は暑かったから汗だく。

がんばった後のパンはうまかった!

 

お次に向かったのはこちら!

サニーサイドパーク、道の駅すくも!

 

ここすごいんですよー。

海が見える芝生エリアにたくさんのテーブル付きベンチが並んでるんです!

しかもすぐ横にあるカフェではカップ代10円払えばコーヒー無料!

さらにこんなアスレチックまである!

奥に見えるのは劇場舞台!

 

すごくないですか?

海を見ながら、コーヒー飲んで、ブログ書いて、疲れたらアスレチックで身体を動かして、眠くなったら舞台で昼寝する。

ブロガーのためにあるような施設だ…。

 

当然ここでブログ書きました。

こんな感じでね。

 

おとといのリアルヒッピー・モクさんとの出逢いが強烈過ぎて、なかなか書ききれませんでした。

書いては消し、書いては消しを繰り返してようやくこの場所で書き上げました。

本当に苦労して書いたんでぜひ読んでもらいたいです。

 

この記事を書いて完全に燃え尽きました。

まだ書けてない昨日の分のブログ(今書いてるこれ)を書く気力はない。

 

「ラーメン行きましょう!」

Tさんが元気よく誘ってくれたので、食いしん坊の僕も元気いっぱいになりました。

「行きましょう!!!」

この町で一番人気のグルメ店へ。

それがこの店だ!

 

バーン!

来々軒!!!

いらっしゃーい!!

 

「ガッツリいっちゃってください!」

Tさんが元気よく誘ってくれるので、応えました。

「大盛味噌ダブルチャーシュー麺2つ!」

本当に全部食べられるのかな?

  さっき焼きたてパン3つ食ったばかりだし…

と思っていたら出てきました!

 

 

バーン!

デカイ!

かなりデカイ!

いただきます!

 

ズルズル・もぐもぐ、、、

 

ウマイ!!!

 

ウマイ!

 

うま〜い!!!

 

余裕でした。

 

ドン!

スープまで完食!

楽勝!!!

 

ブログ書くエネルギーが復活してきたー!

家に戻ってブログ書くぞ!!

 

ブログ執筆再開。

この日記を書き始めた。

 

2時間経過。

 

疲れた。。。甘いもん食いてえ。。

 

「甘いもの食べたくなりました」と訴えたところTさんは応えてくれました。

「大判焼行きましょう!」

「行きます!」

 

大判焼の店に到着。

「大判焼4つ!」

「ハイどうぞ(微笑)」

おばちゃんがあたたかい大判焼を袋に入れてくれた。

ウマソー!!

 

「これ、アーシングしながら食べたいです。海か川へ行きたいです」

Tさん:「行きましょう!」

 

チャリンコで川沿いを走り、適当な場所を発見!

どれどれ、おっ!ひゃっこい!

にやり。

 

よーし、また復活した!

帰ってブログやるぞー!!

 

(2時間経過)

 

「もー書けねー!」

 

Tさん:「怪しいカレー屋行きましょう!」

「行きましょう!」

 

キーコ、キーコ、キーコ

到着!

バーン!

ステーキとカレーとアジアの組み合わせがよく分からん!

たしかに怪しい!

 

入店!

バーン!

バーン!

めっちゃええやん。。

 

「この絵おじさんが描いたんですか?」

お店のオーナー風のおじさんに聞いてみた。

「そうだよ」

やべぇ、この店好きになりそう。

てか好き。

 

その後いろいろおっちゃんとおしゃべり。

「お遍路で来てるんです」と言ったら、ほかのお客さんが突然振り向いて、、

 

「えっ!お遍路さん!??」

 

超笑顔。

なんなの?そのテンションwww

 

店にいる人みんなでパワフルで笑顔に満ちたカレータイムを過ごしたのでした。

お遍路さんの四国の人を幸せにするパワーってなんかスゴい!

 

アジア亭、カレーも美味かったけど、なんと言っても空間が最高で作っているご夫婦のエネルギーがいい感じでした。

元気に食いに行ってみて!

オススメ!!

 

 

とまぁ、駆け足で来ましたけど、これが今日の1日でした。

宿毛って田舎だけど、必要な施設はスゴい揃ってるし、町は綺麗だし、海はあるし、山はあるし、川もあるし、車の交通量も少ないからチャリで走ってもリラックスできるし、人はおっとりしてるし、城下町だからかっこいいし、海は内海で穏やかで静かだし、

とにかくめっちゃいいところでした!

町外れにはビーチもあるらしいです。

今度来たら釣りもしたい!

てかもっと長居したい!

Tさん、本当にありがとうございました!

あなたのおかげで最高に楽しかったです!

また逢いに来ます!!

 

さてさて、ここまで来て、変なテンションにグッタリ来てるかもしれませんが、ここからが本編ですよ!

起きて〜!

起きた?

 

では昨日はどんな日だったのかな?

イカ太郎の裸足お遍路28日目、はじまりはじまり〜♪

(これから本編かよ〜。長ぇ〜˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚)

 

ロッジ・カメリアを出発

この日は素晴らしい時間を過ごさせていただいたロッジ・カメリアからスタートしました。

オーナーの村田のおっちゃん最高だった!

大好きですよ、ほんまに。

たったの2日しか一緒にいられなかったのが残念すぎる!

おっちゃん、今80歳だけど、140歳まで長生きしてね!

毎日海でアーシングするんだよ!

またね!

お遍路の要所であり、歩きお遍路のサンクチュアリ。

歩きお遍路さん、絶対泊まった方がいいよ!

たったの3部屋しかないから泊まれないかもしれないけど、必ず寄ってね!

もし部屋がとれなくても寄ってね!

最高なおっちゃんにコーヒーご馳走してもらって!

旅の話を聞いてもらってもいいし、おっちゃんの話を聞いてもいい。

きっと長い旅の疲れが癒されると思う。

おっちゃんに会っていって!

きっと何か感じると思うから!

 

県道21号線に入る

カメリアからの道は本当に静かでした。

まったく車が通らない。

新しい道ができたことによって忘れ去られた道。

アメリカのルート69のような静けさ。

高知県道21号線。

この環境が僕を深い静寂にいざないました。

 

登山道のように路面状態に意識を振り分けることもなく、時折来る車に意識を向けることもなく、目の前に続く道をただただ見つめ続ける。

木々に囲まれた少しひんやりした風。

遠くに感じる晴天の空。

木の葉の間から絶え間なく差し込む木漏れ日。

気がつけば、

今僕は歩いている

そのこと以外何も感じなくなって、

一瞬一瞬、その瞬間だけを見つめていました。

 

突然現れた安らぎの接待所

10kmほどで小さな集落に出ました。

ポツリ、ポツリと民家が現れます。

本当に静かな場所。

ずっと続いていた森は終わり、太陽の光が正面から集落を包む。

ポカポカした陽気を感じながら歩いていたら人の声がしました。

 

「おはようございます」

 

穏やかな声。

少し通り過ぎてしまったのだけど、呼び止められたような気がしたので5メートルほど戻って声の主を探してみました。

笑顔のおじいさんが立っていた。

あまりに静かだったので、僕は接待所に気づきませんでした。

竹で作られたとてもきれいな接待所でした。

あたたかい飲み物が飲めるようにポットがあり、冷たいものも冷蔵庫の中にあり、お茶菓子もきれいに用意されていた。

「好きなもの飲んでゆっくりしていって」

冷蔵庫の中にあった野菜ジュースをいただき、あたたかいコーヒーをいれさせていただいた。

おじいさんとの話がはじまりました。

 

移住という言葉の意味

おじいさんは7年前からこの接待所をやっているそうです。

県外から移り住んできた方。

「移住されたんですね」

そう言ったら、少し表情が暗くなり、

「僕はそういうのじゃないから」

と言いました。

  県外から移り住んだなら移住じゃないか

僕がそう思っていると、

「移住っていう言葉は県外の人を呼ぶために行政が取り組みだしてから出てきた言葉なんだよ。僕が引っ越してきたのはそれより前だからそういうんじゃないんだ」

移住という言葉は国語辞典にある「よその土地に移り住むこと」という意味のほかに、地元特有の意味があるようです。

 

おじいさんとはほかにもたくさん話しました。

マナーの低下によって無料で泊めてくれる善根宿と訪問者との間でトラブルが発生することもあるらしく、善根宿自体が減っていること。

お遍路ハウスというスタイルの宿が増え始めていること。

そしてこの先の工程にあるお風呂に入れる場所や野宿ポイントなど。

 

三原村というのどかな雰囲気をそのまま形にしたような穏やかな方でした。

すっかりリセットできた僕はおじいさんとお別れをし、再び歩き始めました。

 

哲学モードに入る

そこからはずっとこんな道が続いてました。

あいかわらず車はほぼ通らない。

歩くことに集中しているとポツポツと頭の中に言葉が浮かんできた。

おじいさんとの会話が僕の中で何か化学変化を起こしてる。

フワッ、フワッと生まれる思考をツイッターに落っことしていきました。

ツイッターに言葉を落とすことで、その思考を整理することができる。

お遍路10日目に葛藤があった時に偶然気づいた思考の整理法です。

偶然の気づき – 足の裏と会話できるようになった裸足お遍路10日目

あの時と同じようなことが起こっていた。

 

 

僕自身も“移住”を考えています。

娘を都会ではなく、自然豊かな場所で育てたいという思いがあるから。

しかし、移住の話を現地の人や実際に移住した人とすると大抵こんな言葉が返ってきます。

地元の人に受け入れてもらうまでが難しい

  引っ越すまではこっちに住めばいいとウェルカムな感じなのに、実際に引っ越してみると手のひらを返される

 

田舎特有の防衛本能が働くのかもしれない。

人と人との繋がりを大事にし、繋がりの中でお互いを助け合いながら生きていくのが田舎のスタイルだから、助け合いの精神がない者が引っ越してくるとその機能がバランスを崩す。

 

だから引っ越してきた者が助け合いの精神の持ち主なのか、彼らはそんなことを見ているのではないかと思います。

 

四国にきてから、こんな張り紙が目につくようになりました。

僕はこれが田舎の精神のシンボルのように思うようになりました。

 

生きることは助け合うこと。

田舎はそんな優しさで社会が回ってるように思えます。

 

ヤマさんとの再会

哲学モードが終わった時、少し疲れが出ていることに気がつきました。

すると神社の脇にトイレと湧き水、そしてテーブルと椅子がありました。

静かな空間で湧き水の音が心地よく耳に入ってくる。

ワラーチサンダルの麻ひも部分が磨耗して穴が空いていたので張り替えていると、お遍路さんが2人休憩にやってきました

ホコホコした大黒様のような方が僕の方へ来て言いました。

「こんにちは〜」

あ、4日前に岩本寺の宿坊を出発したあとに会った人だ!

あの時はヘロヘロだったのに、今日はめっちゃ笑顔!

ヤマさんこと、山本さんとの再会でした。

ね、大黒様みたいでしょ?

 

もう何回もお遍路は回られている人。たしか5回って言ってた気がする。

僕の住む横浜の家とすごく近くて、藤沢っていう湘南の町に住んでるそうです。

会った時は区切り打ちを再会した初日。

重い荷物に身体がまだ慣れてなくてヒーヒー言ってたんだってww

 

みはらのじまんや

前日のモクさんとの出会いが強烈すぎて、ブログにまとめられず、時間だけ過ぎていました。

でも夕方には延光寺を打って、宿毛のTさん宅まで到達しなきゃいけないから、書く時間も限られてました。

そんな状態だったから、出発前にロッジ・カメリアのおっちゃんに落ち着いてブログを書けそうな場所を聞いていました。

それがここ、みはらのじまんや

カフェの横のお店で何か買って持ち込みも可能

アンパンを買って入りました。

すると、店員さんからステキな差し入れが。

「よかったら食べてください」

笑顔のステキな女性がサラダと味噌汁をくれた。

わぉ!スゴい!

 

これをいただき、ブログを書き始めた。

しかし、やっぱりモクさんとの出逢いの部分を書くのがとても難しかった。

書いては消し、書いては消し、なかなかに苦しい。

でもなんとかモクさんとスオウ君との出会い、モクさんの話、ヒッピーの世界を伝えたい。

 

少しずつ形は見えてきました。

しかし時間が経ち過ぎた。

午後3時過ぎ。

これ以上ここに長居したら、宿毛には到底到達できない。

 

荷物をまとめはじめると、また女性から声がかかりました。

今までおじさんばかりと一緒にいた僕だが、三原村に入った途端モテモテですw

この村、超いいな!

 

「この村の婦人会からお遍路さんへのプレゼントです。手作りで作りました。頑張ってくださいね!」

丁寧な言葉遣い。

姿勢もスッとしている。

「どこからいらしたんですか?」

と言われたので、「横浜です」と応えると、

「私も若い時横浜に住んでたんですよ!集団就職で病院の事務をしていたんです!」

おぉ、なんだか楽しい思い出だったのが伝わってくる。

仕事が忙しくて遊ぶ暇はあまりなかったのだそうだが、たまの休日に東京に出かけていったことはいい思い出だそうだ。

 

ステキな笑顔から力をいただいて「みはらのじまんや」をあとにした。

ありがとうございました!

 

円光寺に到着

そこからはひたすら歩きました。

なんとしても夕方までに到着しなくちゃ!

 

そして5時過ぎ、ようやく円光寺に到着!

直前1キロでワラーチの裏の麻ひも部分が大破するというトラブルがあったので、ワラーチは脱ぎ、裸足でゴール!

境内には異様に人の気配がなかった。

5時過ぎでこんなこと初めてだ。

 

疲れ切っていたが、静かにお詣りした。

お詣りが僕を何度でも復活させてくれる。

お寺の力はスゴい!

 

Tさん宅へ到着

到着時間が遅過ぎました。

Tさん宅へは円光寺から10km。

歩いて行くのは諦めて、バスで行くことにしました。

しかし、Tさんに教えてもらったバスの出発時間は10分後、とても歩いて到達できない。

次のバスにすることにしました。

 

その間に壊れたワラーチを修繕。

ワラーチの修繕が終わり、iPhoneを見てみるとTさんからメールが入っていました。

「 18:12のバスがあります。その前に夕食を近くにあるスーパーで買うといいですよ」

残り時間は??

20分!

間に合うのか!??

 

ザックを背負って走り出しました。

これだけ疲れてるんだから夕食食べて癒されたい!

喜びの力を注入しないと!

走ったら意外と早くスーパーに着きました。

でも時間がない!

お弁当と唐揚げを手に取り、ダッシュでレジに向かいました。

 

走って入店して弁当を取り、そのまま走ってレジにくるお遍路さんは相当異様だったでしょうねw

レジを済ませバス停に着きました。

まだ5分ほど時間が余っていました。

こんなに慌てる必要なかったのか!

iPhoneを取り出す気持ちの余裕もありませんでしたw

 

バス停の時刻表を見てみると、次のバスが終バスでした。

18時台でバス終わっちゃうんだ。

バスで仕事行っている人は定時に上がらないと帰れなくなっちゃいますね。

定時で帰るために敢えてバスで通うっていうのも手かもしれないw

 

そうしてバスに揺られること10分、バス停に降りた僕は、Tさんと出会い、ステキな宿毛での時間を過ごすことになるのでした。

 

 

ふえぇぇ、ようやく書き終えることができたー。

インパクトのある出会いがあると、ブログとお遍路の両立が困難になるけど、これもまた弘法大師さんのお導きだよね。

これからもお遍路とブログを楽しみながら進みたいと思います。

 

おしまい!

 

 

次の日記

偶然は面白い! – 外国人を助けちゃった裸足お遍路30日目

イカ太郎の裸足お遍路 記事一覧