般若心経の簡単な覚え方 ~ くわしい解説つき ~

イカさん

こんにちは、瞑想ニートのイカさんです

ゆっくり唱えるだけで心の中がスッキリする般若心経。

この超定番のお経を以前から暗記できたらいいなぁと思っていました。

四国お遍路中にすべてのお寺で唱えていましたが、文字を追っているだけで意味があんまりわかっていなかったので、もったいないなぁと思っていたのです。

やろうやろうと思っているのになかなかできないことってあるよね!

ポチャナンダ

ところが最近禅宗のお坊さん「良寛」「山頭火」などの本を読んでいたら、托鉢のシーンが出てきたんですよね。

托鉢というのは僧侶が家々を渡り歩きながら食べ物を乞う修行のことじゃ

デブッダ

そしたら良寛さんも山頭火さんも般若心経を唱えているんですよ。

それで僕も覚えてみたくなったわけです。

その結果2週間ほどで覚えることができました。

イカさん

やりかたを簡単にまとめるとこんな感じです
  1. 般若心経の写経シートを購入
  2. ネットで文節(文の区切り)を調べる
  3. 毎朝文節ごとの意味を調べる
  4. 調べた文節を写経する
毎日少しずつ進めます

頑張りすぎない・急がないのがポイント。毎日少しだけ覚えます。

朝5分だけやる。これもポイント。

朝少しだけ覚えておけば昼間に脳みそが勝手に覚えようと努力してくれます。

イカさん

ひまな時間ができたときに、ちゃんと覚えているか頭の中で確認すればさらに完ぺき!

このやり方で僕は2週間で覚えました。

今回は覚え方だけでなく、単語や文節ごとの説明も載せちゃいます。

なので、この記事だけ読んで実践すればあなたも般若心経を暗誦できるようになっちゃいますよ!

まずはざっくりと意味を知ることと暗誦できることを目標にするとよいぞよ

デブッダ

覚え方5つのポイント

やり方の流れは先ほどイラストで書いた通りです。

  1. 般若心経の写経シートを購入
  2. ネットで文節(文の区切り)を調べる
  3. 毎朝文節ごとの意味を調べる
  4. 調べた文節を写経する

これを毎日少しずつやっていくだけ。

ここでは覚え方のコツと挫折ポイントについてお話したいと思います。

挫折ポイントがわかっていれば「これは誰でも通る道なんだな」と思えるもんね!

ポチャナンダ

1.1日1回だけ暗誦してみる

忘れないようにがんばらなくても人の脳は少ない量ならちゃんと覚えてくれます。

多いと覚えきれなくなるんだよね!

ポチャナンダ

なので当日覚えたものはけっこう覚えているものなのですが、前日までに覚えた分が少しずつ抜け落ちていきます。

1日経過すると74%も忘れちゃうんですね〜

なので1日1回で大丈夫ですので暗誦してみましょう。

これをやらんとさすがに無理じゃぞ

デブッダ

1日1回ならやれる!

ポチャナンダ

2.手元に般若心経を持ち歩く

僕が実際に使っていたもの

文節ごとに覚えているので、区分単位ではけっこうちゃんと覚えられます。

でも進めていくと順序があやふやになってくるんですよ。

そんなとき手元にすぐ確認できるものがないとストレスになるので挫折ポイントが発生します。

なので2週間は手元に般若心経を持つようにしてください。

イカさん

暗記できているか確認するのは少し負荷がかかりますが、ただ目で追うだけなら楽チンです
あとの章でデジタル文字列にしてあるからスマホで見れるようにしておくといいよ!

ポチャナンダ

3.中盤に挫折ポイントの山がある

中盤がヤマです。

僕の場合はこの辺がヤマでした。

無色 無受想行識 無限耳鼻舌身意 無色声香味触法
無眼界 乃至無意識界 無無明亦 無無明尽
乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得
以無所得故

ひたすら無なんちゃら〇〇が続くところ。

順番がわからなくなってくるんです。

あとはこのあとの大きな区切りである

菩提薩埵 依般若波羅蜜多故
心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃

がどこからスタートするのかがわからなくなってきちゃうんですよね。

4.覚えるのがキツくなってきたらその日は前に進まない

これ大切です。

もう一度言います。

イカさん

ここ大切です!

「前日までの分が覚えきれてない感じがする」

こういう感じがあったら先に進んではいけません。

その日は新しいことを覚えるのをやめましょう。

前日までの分の記憶の安定に朝の時間を費やします。

「もう完全にここまでは覚えた」そう思えたら次に進みます。

5.最後は一気に進める!

最後の2〜3文節は覚えることにもなれ、中国語の文字ルールにも慣れてくるのでやたら早かったです。

あとは「般若波羅蜜多」という言葉が何度も出てくるし、最後の

羯諦 羯諦  波羅羯諦 波羅僧羯諦

の部分は「ぎゃーていぎゃーてい」言いまくっているだけなのでやたら覚えやすいです。

イカさん

ここまでが覚え方です。ここからは般若心経を覚えやすくするために中身の説明をしていきます
暗誦できるようになることを目的としているからカジュアルな感じになっておるぞよ

デブッダ

般若心経かんたん解説

般若心経はざっくり言うとこんな感じのお経です。

  • 観自在菩薩(観音様)が完全なる知恵に到達する修行をして完全な悟りに到達した
  • 修行者の舎利子(シャーリプトラ)にいろいろ話す
  • 「目に見えるものや身体意識・心の移ろいなどは、存在するように感じるけどそんなものないんだよ」
  • 「菩薩たちはそういうことが分かってるから何も恐れないし、完全に開放された世界にいるんだよ」
  • 「般若波羅蜜多のマントラはすごいんだよ。そのマントラを教えるね」
  • 「ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー」
  • 「涅槃の境地(ニルヴァーナ)に行こう!僧たちよ、ニルヴァーナへ行こう!悟りの境地へ到達しよう!」
イエーイ

ざっくりですけどけっこうフレンドリーな内容でしょ?

覚えやすいように文節ごとに区切った文字を用意したので、スマホでいつでも見れるようにメモ帳にコピペしちゃってください。

摩訶 般若波羅蜜多 心経
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄
舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是
舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減
是故空中 無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
無眼界 乃至 無意識界
無無明 亦 無無明尽 乃至 無老死 亦 無老死尽
無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故
菩提薩埵 依般若波羅蜜多故 心無罣礙 
無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
故知 般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪
能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪日
羯諦羯諦  波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶
般若心経

イカさん

これを1日1行くらいのペースで覚えていけば般若心経を唱えられるようになります
じゃ次は文節ごとにざっくり解説していくぞよ

デブッダ

最後に日本語訳を1つにまとめているから先に見てみてもいいよ!

ポチャナンダ

日本語訳まとめを先に見る

1日目:摩訶 般若波羅蜜多 心経

摩訶(まか)

意味:偉大なる

般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)

般若波羅蜜多:完全なる智慧の修行

般若:実相を達観するための、根本的な知恵

波羅:到達する

波羅蜜多:もともとはサンスクリット語の「パーラミター」から来ている。仏になるために行う修行のこと。

心経(しんぎょう)

大般若経という膨大な聖典の中「心」となる「経」典

経:もともとはサンスクリット語の「スートラ」から来ている。釈迦の説いたとされる教えをまとめたもの。

2日目:観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄

観自在菩薩(かんじざいぼさつ)

観音様のこと。菩薩というのは如来の次に格の高い仏。菩薩の下には明王と天がある。

行深般若波羅蜜多時(ぎょうじんはんにゃはらみたじ)

行:行う

深:深い

般若波羅蜜多:完全なる智慧の修行

時:その時

全体の意味:(観自在菩薩が)完全なる智慧の修行を深く行っていた時、

照見五蘊皆空(しょうけんごうんかいくう)

照見:はっきり分かった

五蘊:色受想行識の5つの要素のこと

色(目に見える物や現象)、受想行識(心の働きの流れのこと。感じ、思い、行動し、記憶する)

皆空:すべて空である

空:刻々と変化し続けるため(無常)、実体がないこと

全体の意味:目に見える物や現象、心の働きなどはすべて空であるとはっきり悟った。

度一切苦厄(どいっさいくやく)

度:なんたるかを悟った

一切:すべての

苦厄:苦しみや災い

全体の意味:この世の苦しみや災いが何たるかも悟った。

3日目:舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是

舎利子(しゃりし)

修行者シャーリプトラのこと。

色不異空(しきふいくう)

色:目に見える物や現象

不:〇〇ではない(英語のnotみたいな感じ)

異:異なる、違う

不異:違わない

空:刻々と変化し続けるため(無常)、実体がないこと

全体の意味:(シャーリプトラよ、)目に見えるものや現象は空と変わりないのだよ。

空不異色(くうふいしき)

全体の意味:空もまた目に見えるものや現象と変わりないし、

色即是空(しきそくぜくう)

即:すなわち(このあとの是を強調している)

是:だから〇〇である

全体の意味:目に見える物や現象は空とまったく同じであるし、

空即是色(くうそくぜしき)

全体の意味:空もまた目に見える物や現象とまったく同じであるし、

受想行識亦復如是(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)

受想行識:五蘊(色受想行識の色以外の部分)心の働きの流れのこと(感じ、思い、行動し、記憶する)

亦復如是:亦復(またまた)是(この)如(ごとし)→ これまた同じようなものである

全体の意味:(心の働きである)受想行識もこれまた同じようなものなのだ。

4日目:舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減

舎利子(しゃりし)

シャーリプトラ(人の名前)

是諸法空相(ぜしょほうくうそう)

是:だから〇〇である

諸法:五蘊(色受想行識)のこと

五蘊:色(目に見える物や現象)・受想行識(心の働きの流れのこと。感じ、思い、行動し、記憶する)

空:刻々と変化し続けるため(無常)、実体がないこと

相:特徴

全体の意味:(シャーリプトラよ、)だから(色受想行識という)諸法は空の特徴とも同じであるし、

不生不滅(ふしょうふめつ)

(諸法・五蘊は)生じることもなく滅することもないし、

不垢不浄(ふくふじょう)

(諸法・五蘊は)汚ないとか浄らかとかそういうのもないし、

不増不減(ふそうふげん)

(諸法・五蘊)は増えることも減ることもない。

5日目:是故空中 無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法

是故空中(ぜこくうちゅう)

是:だから〇〇である

故:それゆえに

是故:(前の「舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減」を受けて)だからそれゆえに

空中:空の中(世界)では

全体の意味:だから空の世界では

無色(むしき)

色(目に見えるものや現象)は存在しないし、

無受想行識(むじゅうそうぎょうしき)

受想行識(心の働き)も存在しないし、

無眼耳鼻舌身意(むげんにびぜっしんに)

眼耳鼻舌身意:感覚器官で感じることすべて(意は考え思うこと = 脳)

全体の意味:感覚器官で感じるすべては存在しないし、

無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)

色声香味触法:各感覚器官(眼耳鼻舌身意)の対象。眼→色、耳→声、鼻→香 といったぐあいにすべての感覚器官に対象がある

全体の意味:感覚器官の対象も存在しない。

6日目:無眼界 乃至 無意識界

無眼界(むげんかい)

(空の世界では)目に見える世界に惑わされることもないし、

乃至(ないし)

乃至はつなぐための言葉。

前のパートの「無眼界」で眼耳鼻舌身意の最初の眼について説明し、このあとの「無意識界」で最後の意について説明しているので、乃至はその間の耳鼻舌身を省略している。

無意識界(むいしきかい)

思ったり考えたりすることに煩わされることもない。

7日目:無無明 亦 無無明尽 乃至 無老死 亦 無老死尽

無無明(むむみょう)亦(やく)無無明尽(むむみょうじん)

無無明:(空の世界だから)無明はない

無明:煩悩(ぼんのう)にとらわれ、仏法の根本が理解できない状態。無知ともいい真理を知らない状態。

亦:それに(英語のandみたいなもの)

無無明尽:無明が尽きることもない

全体の意味:(空の世界だから)無明はないし、無明が尽きることもない。

乃至(ないし)

乃至はつなぐための言葉。

前のパートの「無無明」で十二縁起の最初の老死について説明し、このあとの「無老死」で最後の意について説明しているので、乃至はその間の行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生を省略している。

十二縁起:無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死

無老死(むろうし)亦(やく)無老死尽(むろうしじん)

(それに)老いや死もないし、老いや死が尽きることもない。

8日目:無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故

無苦集滅道(むくしゅうめつどう)

苦集滅道:四諦の教え

苦:迷い、苦しみ
集:迷い苦しみには原因があるということ
滅:迷い苦しみの原因を滅することができるということ
道:八正道の実践がその方法であるということ

全体の意味:苦集滅道という四諦の教えも本当は存在しないし、

無智亦無得(むちやくむとく)

無智:完全なる智慧ではない知識

無得:得られない

全体の意味:単なる知識ではなにも得られないし、

以無所得故(いむしょとくこ)

以:~を以(もっ)て

故:ゆえに

所得:悟りを得ること

全体の意味:もちろん悟りも得られない。

9日目:菩提薩埵 依般若波羅蜜多故 心無罣礙

菩提薩埵(ぼだいさった)

サンスクリット語のボーディサットヴァの中国語読み。短くして菩薩とも呼ばれる。

菩薩:如来の次に格の高い仏。菩薩の下には明王と天がある。

全体の意味:菩薩は

依般若波羅蜜多故(えはんにゃはらみたこ)

依:依る:物事の性質や内容などに関係する

般若波羅蜜多:完全な智慧の修行

故:〜ゆえに

全体の意味:般若波羅蜜多のおかげで

心無罣礙(しんむけいげ)

罣礙:欲望にとらわれること

全体の意味:心が欲望にとらわれていない。

10日目:無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃

無罣礙故(むけいげこ)

罣礙:欲望にとらわれること

故:〜ゆえに

全体の意味:心に囚われがないから

無有恐怖(むうくうふ)

全体の意味:恐怖を感じることもないし、

遠離一切顛倒夢想(おんりいっさいてんとうむそう)

遠離:遠く離れる

一切:あとに続く内容を打ち消す。全く。全然。

顛倒夢想:物事を逆さまにみること。虚妄をあるとみたり、実相をないとみたりすること。

全体の意味:あるものをないとみたり、ないものをあるとみたりすることから完全に距離を置いているので、

究竟涅槃(くきょうねはん)

究竟:究極に行き着くところ

涅槃:仏の世界

全体の意味:仏の世界に安住しているのだ。

11日目:三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提

三世諸仏(さんぜしょぶつ)

三世(過去、現在、未来)におけるそれぞれの仏。如来・菩薩・明王・天。

全体の意味:すべての仏は

依般若波羅蜜多故(えはんにゃはらみたこ)

故:〜ゆえに

全体の意味:般若波羅蜜多のおかげで

得阿耨多羅三藐三菩提(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい)

得:得る

阿耨多羅:無上の。この上ない。究極の。

三藐三菩提:サンスクリット語のサムヤクサンボーディから由来。仏の悟り。一切の真理をあまねく知った最上の智慧 。真理を悟った境地。

全体の意味:究極の仏の悟りを得たのだ。

12日目:故知 般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪

故知(こち)

ゆえに知るのだ。

般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)

般若波羅蜜多は

是大神呪(ぜだいじんしゅ)

是:〇〇である(英語のisみたいな感じ)

呪:サンスクリット語のマントラから由来する。真の言葉。真言。

大いなる神の言葉であり、

是大明呪(ぜだいみょうしゅ)

無明を照らす言葉であり、

是無上呪(ぜむじょうしゅ)

無上の言葉であり、

是無等等呪(ぜむとうどうしゅ)

無等等:比べるものが無い

全体の意味:他に並べる物のない言葉であると。

13日目:能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪日

能除一切苦(のうじょいっさいく)

能:能(よく)

除:除く(のぞく)

一切苦:一切の苦しみ

全体の意味:(般若波羅蜜多の真言は)すべての苦しみを取り除くものであり、

真実不虚(しんじつふこ)

真実であって虚妄では無い。

故説(こせつ)

故に説こう。

般若波羅蜜多呪(はんにゃはらみたしゅ)

般若波羅蜜多の真言は

即説呪日(そくせつしゅわつ)

即:すなわち

日:曰く(言う)

全体の意味:即ちこのように説いて言っているのだ。

14日目:羯諦羯諦  波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶 般若心経

羯諦羯諦 (ぎゃていぎゃてい)

羯諦:彼岸。ニルヴァーナ。仏の世界。

全体の意味:ニルヴァーナ。ニルヴァーナ。

波羅羯諦(はらぎゃてい)

波羅:到達する

全体の意味:ニルヴァーナへ到達しよう。

波羅僧羯諦(はらそうぎゃてい)

僧:比丘、比丘尼。修行僧。

全体の意味:比丘たちよ、ニルヴァーナへ行こう。

菩提薩婆訶(ぼじそわか)

菩提:悟り

薩婆訶:成就する

全体の意味:悟りを成就しよう。

般若心経(はんにゃしんぎょう)

これが大般若経のコアとなる教えである。

日本語訳まとめ

各パートの説明はこれで終了です。

念のため読みやすいように日本語訳をまとめておきます。

偉大なる般若波羅蜜多の教え

観自在菩薩が完全なる智慧の修行を深く行っていた時、目に見える物や現象、心の働きなどはすべて空であるとはっきり悟った。

この世の苦しみや災いが何たるかも悟った。

シャーリプトラよ、目に見えるものや現象は空と変わりないのだよ。

空もまた目に見えるものや現象と変わりないし、目に見える物や現象は空とまったく同じであるし、空もまた目に見える物や現象とまったく同じであるし、(心の働きである)受想行識もこれまた同じようなものなのだ。

シャーリプトラよ、だから(色受想行識という)諸法は空の特徴とも同じであるし、(諸法・五蘊は)生じることもなく滅することもないし、汚ないとか浄らかとかそういうのもないし、増えることも減ることもない。

だから空の世界では色(目に見えるものや現象)は存在しないし、受想行識(心の働き)も存在しないし、感覚器官で感じるすべては存在しないし、感覚器官の対象も存在しない。

(空の世界では)目に見える世界に惑わされることもないし、思ったり考えたりすることに煩わされることもない。

無明はないし、無明が尽きることもない。

老いや死もないし、老いや死が尽きることもない。

苦集滅道という四諦の教えも本当は存在しないし、単なる知識ではなにも得られないし、もちろん悟りも得られない。

菩薩は般若波羅蜜多の智慧のおかげで心が欲望にとらわれていない。

心に囚われがないから恐怖を感じることもないし、あるものをないとみたり、ないものをあるとみたりすることから完全に距離を置いているので、仏の世界に安住しているのだ。

すべての仏は般若波羅蜜多の智慧のおかげで究極の仏の悟りを得たのだ。

般若波羅蜜多のマントラは大いなる神の言葉であり、無明を照らす言葉であり、無上の言葉であり、他に並べる物のない言葉であると。

(般若波羅蜜多の真言は)すべての苦しみを取り除くものであり、真実であって虚妄では無い。

故に説こう。

般若波羅蜜多の真言は即ちこのように説いて言っているのだ。

ニルヴァーナ。ニルヴァーナ。ニルヴァーナへ到達しよう。比丘たちよ、ニルヴァーナへ行こう。悟りを成就しよう。

これが大般若経のコアとなる教えである。

おわりに

14日間おつかれさまでした。

イカさん

どうでしたか?大変でしたか?ちゃんと覚えられましたか?

多少カジュアルにアレンジしていますが、これが般若心経の意味のようです。

今では毎日写経することはありませんが、

なんかモヤモヤするなぁ〜。でも瞑想って気分じゃないんだよな〜

ポチャナンダ

という時に写経してますし、瞑想の最後に唱えてみたりといろいろな場面で使っています。

雑念が止まらないときに唱えるのもいいぞよ

デブッダ

一度ちゃんと覚えてしまえばなかなか忘れないものですね。

忘れてしまっても短いお経なので見返せばすぐに思い出すことができると思います。

せっかく覚えた般若心経を生活に楽しく生かしてくださいね!

イカさん

ではまた!

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