偶然は面白い! – 外国人を助けちゃった裸足お遍路30日目

 

 

こんばんは、イカ太郎です。

 

今日はこんなところにいます。

 

愛媛県愛南町が運営する宿泊もできる温泉施設「一本松温泉」です。

場所はこちら。

宿毛から少しだけ移動しました。

 

この温泉施設に流れ着いたのはひょんなことがきっかけだったんですよ。

 

あ、でもこの流れは今日の最初からお話してもいい感じだから、

今日はいきなりはじめますね。

 

では、イカ太郎の裸足お遍路30日目、はじまりまじまり〜♪

 

Tさん宅を出発

今朝は2泊させて頂いたTさん宅から出発しました。

 

本当にTさんにはお世話になりました。

あの笑顔、みんなにも見せたかったなー。

でも顔出しNGだからごめんなさい。

いつかNG解除されて、みんなに笑顔を見せてあげられたらいいなー。

 

宿毛に逆戻りする

楽しかった宿毛での2日間に名残惜しいものを感じたものの、僕はお遍路さんだから先へ進まねばならぬのです。

宿毛の街を見ながらお別れをしました。

 

そうして前を向いた。

いざ観自在寺へ!

 

そして歩き出し、しばらく経つと突然足元がグラついた!

な、なんだ!!??

 

 

 

まだまだ大丈夫だと思っていたヒモが突然切れた!

なんなんだ!?

 

さすがにこの状態では歩けないので修理開始。

シンプルにパーツを分割するようにしたので、交換は簡単!

さすがIKA3DALs!

 

修理完了!

 

出発しようかと思ったが、しかしまぁ眠い!!

連日のブログ責めによる睡眠不足と、昨日の食い道楽がたたってます。

 

さすがにこの状態では歩いても意味ない。

寝る!

 

もうどこでだって寝ちゃうよ!

 

しかし眠いのに眠れない。

なんなんだ!?

 

仕方ない。先へ進むか!

と思ってツイートしようとしたら、メンションが入ってました。

ん?なになに?

おー、高知の山奥で面白いことやってる林くんじゃないですか!

まだ会ったことないんだけど、本当は僕、10月9日から彼のところに泊まり込んで半農半Xインターンシップっていうコースに参加する予定だったんですよ。

でも今月末から海外フリーランス養成講座 in セブ というコースをコワーキングスペースまるものメンバーが開催するというのを聞いて、どうしても行きたくなってしまってキャンセルしたんですよ。

半農半X行きたかったなー。

すでに半農半Xインターンシップは実施されてるんですけど、参加者が生き生きと輝いてる写真が林くんのツイッターにアップされまくっててメッチャいい感じなんですよ。

いつか林くんのハヤシはうすに突撃しようとは思ってます!

彼と会うの超楽しみ!

 

林くんオススメのキリンハウス、すぐに場所を調べてみたら、宿毛の街の中心部。。

1.7km戻る必要がある。。

20分の距離。

「眠いのに食っちゃって大丈夫なのかな〜」とか思ったけど、林くんのオススメの場所なら行くしかないじゃないですか!

行くぞ!

 

戻ってよかった

戻りはじめたら、昨日Tさんに連れてきてもらったラーメン屋、来々軒がありました。

「ここめっちゃ美味かったなー」

などと思いながら写真を撮る。

パシャ!

 

そして歩き出したら、

僕に手を振っているお遍路さんを発見!

 

おぉ〜!

また会ったよ!

もうね、この人、僕と遭遇しすぎですよ。

5回目ですよ!5回!

なんなんだ?運命の人なのか!?

さすがにご縁を感じてしょうがない。

写真を撮って、僕のお札にブログとツイッターのIDを書いて渡しました。

また会ったらウケるww

(ちなみにまたそのあと会いましたw)

 

さらに歩いて行くと、やはり昨日Tさんに連れてきてもらった大判焼屋を発見!

「そういえばここの写真撮り忘れてたんだよ!撮ってブログに入れられるぜ。ラッキー!」

 

さらにてくてく歩きます。

もうすぐキリンハウスに到着しようかという時、休憩している工事現場のおっちゃんたちが楽しそうにしていました。

「こんにちは〜!」

声をかけると、おじちゃんたちも笑顔で

「おー、お遍路さんかー!がんばれよー!!」

と応えてくれた。

「はーい!」と僕。

「キリンハウスってこの近くですよねー?」

場所はわかっているのに聞いてみた

面白そうなおっちゃんたちだったので、ちょっと話してみたくなったのです。

「あー、そうそう、すぐそこ!」

「ありがとうございまーす!」

 

そのままキリンハウスへ。

 

到着!

ところが、、

 

マジかー!

ちゃんと開店するのかな?

調べてみたら11時開店予定。

じゃ、あの工事現場のおっちゃんたちに遊んでもらおう!

 

おっちゃんたちのところに戻ってきました。

「閉まってましたー!開店11時みたい!」

 

その後はおじちゃんたちとお遍路の話をしました。

大学も卒業したのにずっとフラフラしてて、奥さん子供がいるのにお遍路に出てるって話したら、

「親泣いとるだろw」

って言われ、

「はい、泣いてました。でもこれが僕だからしょうがないです。諦めてもらうしかないと思ってます。親の期待に応えていたら僕の人生は僕の人生じゃなくなるって思ったから」

って言ったら、

「たしかにそうやなー」

「それにしてもお前は自由なやつだなー。俺らなんかお金のことが心配で毎日一生懸命働いているのに、お金ないことは怖くないんか?」

と言われ、

「僕、お遍路で学んだんですよ。人との繋がりを大切にいきていけば、お金はそんなになくても行きていけるって。そういう人たちを見てきたから」

と返したら、

「そうなんかー。俺もお遍路行こうかなぁ?いやムリムリ!足がもたへん!」

と言って笑ってました。

「大丈夫ですよ!歩いているうちに強くなりますよ!」

と言ったら、

「そうか。じゃ、お前行ってこい!」

とほかのおっちゃんが指名されてました。

とんだとばっちりw

 

おっちゃんたちの休憩時間を大幅に引き延ばし、30分ほど喋ってバイバイしました。

 

残り30分でキリンハウス開店。

よし!ブログ仕上げちゃおう!

 

キリンハウスの前に座り込んでブロギング開始!

なぜかギンギンに集中できて下書き終了!

と同時にキリンハウスが開店しました。

グッドタイミング!

 

キリンハウスに突撃!

店に入ってみると笑えるくらいキタナイ!

キタナシュラン入り決定!という勢いw

でも店主のおっちゃんはノリがいい。

楽しそうにオススメメニューを教えてくれ、言われるがままに注文。

「710万円です〜♪」

好きだわ、このノリw

 

トイレ入ったらめっちゃ汚いし、テーブルに座ってたらハエにたかられるし、もう笑っちゃうw

注文した品が完成!

 

このボリュームもまたウケるww

眠いけど知るか!食っちまえ!!

 

味は問題なし!

とにかく笑わせてくれたし、食べ終わったあとブログもリリースできた。

やったーー!!

 

とまぁ面白い店なのでした。

キレイなお店じゃないとダメな人じゃなければ行ってみたほうがいいよ!

ウケるからww

 

松尾峠に行くべきか、行かざるべきか

ゲープ!

お腹いっぱい!

ただでさえ眠かったのに食ったから、もう眠気がヤバい。

眠くてグラグラしてました。

 

宿毛から観自在寺に向かう遍路道は山道を通るルート国道を通るルートがあります。

山道が本物の遍路道。

9時過ぎにキリンハウスへ行くために宿毛市街へ戻っていた時、次から次へとお遍路さんたちは山道へ突撃していきました。

突撃していくお遍路さんたちの姿を見ていたから、僕も行こうかと思ったんですけど、

山道がどれくらい続くのかよく分からない。

もし全部山道だったら日没までの下山は間に合わない。

そうなったら、真っ暗な中を裸足で下山しなければならない。

危険すぎる…。

 

そう思ってしばらく山へのルートの入り口で迷ってました。

どうしよう。。

 

うん、やっぱり危険すぎる!

そう思って国道のルートに向けて歩き出したんですけど、足取りが重かった。

だって僕はお遍路さんなんだもの。

お遍路さんはへんろ道通らなきゃ。

 

クッソ〜!危険だけど行くか!!

 

自分の心に嘘はつけない。

なんなんだよ、あとで後悔したくないっていうこの気持ちは!

サラッと楽な方に行ってもいいじゃないか!

 

ふぅ、人間って複雑な生き物ですね。

 

松尾峠を登る

松尾峠へ向かう道に入りました。

眠くて足取りは重い。

少し歩くと山道への入口が。

よし!裸足になればなんとかなるだろ!

 

裸足はいつも僕を正しい道に導いてくれました。

僕は裸足の力を信じる!

スパーン!

ワラーチを脱ぎました。

 

いつものように裸足ハイにはなりませんでした。

眠すぎる。

でも少しずつ覚醒していきました。

覚醒しなければ、裸足で山道を歩くことは危険。

栗のイガがいろんなところに落ちてるし、大きな尖った石を漫然と踏んだら怪我をする。

覚醒しているからこそ裸足で山を歩けるのです。

生存本能が僕に野生の力を与えてくれます。

 

小さな山を越えては小さな集落が現れる、そんなことが何回かありました。

お遍路で旅をしていると、この家の先祖はどうしてわざわざこんなところに家を建てたんだろう?と思うことが何度もあります。

自分だけの田畑を求めて山に入って行ったのか、村八分にされた人が逃げ場として山の中に住んだのか、それとも、、

僕らはまだタイムマシンを手に入れてない。

タイムマシンが開発され、歴史を明確に知ることができるようになったら人類はどうなるんでしょうね。

考古学はどんな風に変わるんでしょうかね?

 

松尾峠頂上まで1.7kmという看板が出てからは、もう集落が現れることはありませんでした。

山道が続きます。

そして残り1000mという看板が出てから、坂の傾斜が一気にキツくなった。

寝不足にこたえる。。

いつもはあんまり汗も書かないし、息もゼェゼェ言うことはないのだけれど、今日は汗は出るわ息はあがるわで大変でした。

身体のパフォーマンスって体調でこんなにも変わるものなんですね。

 

そして松尾峠頂上に到着!

かつて茶屋のあった場所には何もなく、絶景だったはずの景色は木々に覆われ見えませんでした。

途中、松尾峠の歴史について書かれた看板がありました。

この山道は昔の人々の主要な経路だったようです。

多くの人たちがかつては通っていた。

場所によっては石畳が敷かれているのはそういう過去があるからだとか。

でも今はお遍路さん以外は通らなくなった。

この山道が主要路線だったころの頂上はどんな風景だったのだろう?

茶屋で人々は何を飲み、どんなものを食べ、どんな表情でどんな会話をしていたのだろう?

なんだか歴史小説が読みたい気分です。

 

松尾峠頂上でのできごと

頂上で少しだけ休んで先へ進みました。

日没までに山岳地帯を抜けないといけないからね。

少し歩いたら人の姿が。

東屋に人が4人集まってます。

「こんにちはー!」

そう声をかけると、なんだか様子が変。

「どうしたんですか?」

 

「いやなー、このフランス人の外人さんが足を怪我したからタクシーを呼んでほしいっていうのよ。でもな、こんなところにタクシーなんて呼べへんやろ。だから車の来れる道を地図で見とったのよ。で、地図のここまでは来れるだろうと思ってんのやけど、それが英語で誰も伝えられへんから困っとんのよ」

そんな感じの関西弁でおっちゃんが教えてくれました。

なるほど。

それなら力になれるかもしれない。

 

フランス人はニューカレドニアから来た若いお遍路さんでした。

ジュリアン。

状況を説明しました。

 

困り果てた表情だった彼の顔が溶解。

ホッとした表情に変わりました。

 

伝わったことを確認したおっちゃんはタクシー会社に電話。

威勢のいい関西弁でまくし立て、なんとかタクシー会社の了承を得ました。

 

おっちゃんは逆打ちの人なので、もしジュリアンをタクシーまで送り届けるとしたら来た道を戻らなきゃいけない。

「そんな必要ないですよ。僕が一緒にいきますから」

そう言って彼を宿まで届ける約束をしました。

おっちゃんも大役を解かれホッとした表情。

 

その場にいた2人のおじさん・おばさんカップルもオロオロしているだけだったのでホッとしたようでした。

 

ジュリアンがみんなで写真を撮りたいというので仲良く撮影。

お遍路途中でのちょっとしたハプニングがあったのでした。

 

ラッキーすぎる男

足を痛めたジュリアン君とゆっくり山をおりました。

僕も裸足なので、下りはとても遅い。

お互いちょうどいいペースで歩き、山を降りるとちゃんとタクシーが止まってました。

よかったー!

ちゃんと伝わってた!

彼が泊まる予定の宿「あけぼの荘」を行き先に告げ、一緒に乗り込みます。

ふぉー、日没までに山越えできるか怪しかったからよかった〜!

 

そしてあけぼの荘に到着。

タクシーを出てみると目の前にエントツが見えました。

字を読んでみる。

 

一本松温泉

 

温泉!?

日帰り入浴できちゃうんじゃないの?

しかもその後広間で眠れちゃうんじゃないの!?

 

ロビーに入ると、外国人と旅館の従業員が心配そうに待っていました。

「送り届けていただいてありがとうございました〜!」

と従業員。

フランス語でジュリアンと話す4人の外国人。

「この日本人はなんなんだ?」

と言っているように見える。

せっせと説明するジュリアン君。

ジュリアン君が話し終えると笑顔になったフランス人たちが僕にも笑顔を向けてくれました。

 

「日帰り入浴できるんですか?」

と従業員の方に聞くと

「できますよ!」

と元気なお返事。

「お接待させていただきます。ゆっくりとお過ごしください!」

え?無料でいいの?

ラッキーすぎる!

しかもめちゃくちゃキレイな館内。

キリンハウスの猛烈な汚さのあとだけに余計笑えてくるww

 

プレゼント?

お風呂に入る前にとりあえずタバコを一服。

外の庭園に行くと、ジュリアンと一緒に行動している3人のうちの1人もタバコを吸っていました。

「すごい綺麗なところだな、四国は」

彼は言いました。

「人も素晴らしい。いろんな国を旅したけど、ここはとても美しいところだよ。俺の住むニューカレドニアもすぐ近くにあるニュージーランドもものすごく綺麗なところだけどな」

「見ろよ、このプレゼント。素晴らしいだろ?」

プレゼント?

はて、なんか文脈がおかしいぞ?

天からのプレゼントか?

よくわからないままいると彼が言いました。

「バッハは好きか?」

「バッハ大好きです!瞑想にうってつけの音楽ですよね!」

「だな。かけてやるよ」

そう言って彼はiPhoneでバッハの曲を流しました。

有名なやつ。

虫の音が聞こえる静かな空間で、池とそこで遊ぶアヒルを見ながらバッハを聞く僕とニューカレドニアのおっさん。

優雅だなぁw

バッハを聴きながら目をつぶっていたら、プレゼントの意味がわかりました。

present!

今この瞬間か!!!

僕はそのステキな瞬間に感謝したのでした。

 

修験者のおじさん

お風呂に入りました。

まずは汗をたくさんかいたTシャツとショートパンツを洗わないと。

ゴシゴシ洗って、脱衣所の適当なところに干しておきました。

お遍路さんは多少変なことをやっても大丈夫。

四国はお遍路さんが歩く姿を実際に日々見ているから、リスペクトがあるように感じるし、多少のことなら目をつぶってくれます(多少ね)。

普段だったら口やかましいであろうおじさんも僕らには口出ししてこない。

 

洗濯が終わってのんびりお風呂に浸かっていると、となりのおじさんに声をかけられました。

「お遍路で来てるんでしょ?」

「はい」

おじさんとのお風呂での長ーい会話がはじまりました。

 

最初はお遍路の歴史から。

現在はお遍路の一番札所は徳島県の霊山寺ですが、かつては空海の生まれたお寺・善通寺だったこととか、橋を渡る時には杖は突いちゃいけないこととか。

橋で杖を突いちゃ行けないのは、弘法大師が橋の下で寝てるから起こしちゃいけないという習わしなのだそうです。

そのあとは日本の仏教と神道の歴史の話に。

空海と最澄が中が悪かったこと。京都の天台宗からいろんなお坊さんが出て行って新しい宗派を作ったこと。かつてはお寺と神社は人セットで建てられていたこと。神社は水源という百姓にとって大切な場所に祀られていたから、結果として山に建てられたお寺が多いこと。空海には空白の7年間があること。きっとそれは日本で作ることができなかった中国にはあった鉱物から作る染料を開発していたのではないかと言われていることとか。

もうね、博学すぎてぶったまげるんですよ。

それで聞いてみたんです。

何者ですか?と。

 

すると

「僕はね、修験者なんだよ。真言宗の」

と返ってきました。

修験者?

修験者って神道系の修行者のことじゃないの?

話を聞いてみると、仏教にも修験者というものがあるそうなのです。

お坊さんの行う厳しい修行は本来出家したお坊さんしかできないもの。

お寺の山に入山して民間人が行うことは認められてません。

でも民間人でも修験者として認められればお坊さんと同じ行を行うことができるそうなのです。

そのおじさんは修験者でした。

 

今は実家のある宿毛に戻っていて、また明日には京都に戻り修行生活に戻るそう。

無学な僕へのおじさんのレクチャーは1時間ほどに及びました。

すげー勉強になった。

しかもこのおじさん、懐が広くて、僕の無学さも軽薄さもすべて許してくれるんです。

教えてやってるという上から目線もまったくない。

まじで何者なんだ?このおじさん。

 

お風呂から出てブログを書いていたら、おじさんがわざわざ池の横までやってきました。

それからさらに1時間、日が暮れるまでおじさんの話は続きました。

お遍路を世界遺産にするために行政がやらなければならない取り組みのこと、山内家が治めた宿毛と伊達家が治めた愛南の人々の考え方の違い、とある大会社で働いていた時のおじさんの働き方、スポーツトレーナーとしてのおじさんのキャリア。

太陽が落ち、あたりがまっくらになったとき、そろそろ終わりの雰囲気になりました。

僕はおそるおそるおじさんの名前を聞きました。

「広瀬っていいます」

おじさんはそう言い、自分が宿毛城の家老の家の出であること、宿毛市出身の総理大臣・吉田茂の孫であるあの口の曲がった政治家の親戚で幼馴染みで、年に何回かは会うことなども話してくれました。

 

俗人でありながら出家者のメンタリティを持った人間の器のデカさ。

政治家ではないけど、まるで志の高い政治家のような行動。

幕末に日本をなんとかしたいと思った志高き人たちの魂は、今でもこうして土佐で生きている。

そんな風に感じて、ちょっと胸熱になったイカ太郎だったのでした。

 

国際的な夜

広瀬さんと別れ、もう外は真っ暗だったので、室内に入り、テーブル席でブログを書き始めました。

なんだかズンズン書ける。

ノリノリで書いていたら声をかけられました。

「すいません」

ちょっと変わったアクセント。

韓国人だなと思いました。

振り向いてみると笑顔の大柄な男性。

まさに韓国人!というお顔の持ち主。

 

「はじめまして、ギルと言います」

「お風呂から出て帰ろうとしたら、ここに野宿のお遍路さんがいるよと言われたので来てみました」

日本語超うまい。

 

外国旅行が好きで、日本には9回ほど来たことがあるそうです。

ソウルの自宅ではカウチサーフィンというウェブサービスを使って、旅行者を無料で泊めているとか。

「カウチサーフィンってどうなの?」

って聞いてみたら、

「僕は旅行が好きなんですが、仕事の時は旅行ができない。でもカウチサーフィンで旅人を招いて話を聞いていると、旅行しているような気持ちになれるんです」

なるほど、そういう気持ちになるのか。

それはいい。

僕の自宅は開放できないけど、カウチサーフィンを使ってみたいと思いました。

今度旅行に行くときに試してみるとするか。

 

その後、今日の午後タクシーでここまで送り届けたフランス人のジュリアン君や、ギルが以前一緒に歩いたノルウェー人も僕らの周りに集まって来て、国際色豊かな夜は更けていったのでした。

ギル、いい顔しているw

 

そして僕らが楽しい時間を過ごせたのも、この2人がいろいろ世話を焼いてくれたから。

町営の施設とは思えないほどのホスピタリティでした。

本当にありがとうございました!

超楽しかったです!

お遍路の皆さん、40番・観自在寺へ向かうときには一本松温泉のこの2人の顔をぜひ見ていってくださいね!

 

じゃ、今日はこれにておしまい!

またね〜♪

 

次の日記:僕らはきっと分かり合える – 2人の外国人と過ごした裸足お遍路31日目

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