お遍路は自分との出会いの旅でもある – 断食して34km歩いた裸足お遍路25日目

 

こんはんば、イカ太郎です。

ヘロヘロです。

今日は断食すると決めて、朝から歩き続けました。

(なんで断食しようと思ったかは昨日のブログをお読みください)

34km。

9時に出発して20時に到着。

途中の休憩時間は4時間くらい。

(その間にブログを更新)

7時間歩いたのか。

よく歩いたわー。

 

到着した今日の野宿地はこちら。

道の駅・ビオスおおがた

大きくてキレイな道の駅です。

とてもいいサーフスポットが近くにあるみたいで、サーファーの車がたくさん停まってます。

朝の波待ちなんでしょうね。

 

今僕がこれを書いているテーブルがすごいんですよ。

すごくないですか!?

肘つき椅子でこんなにキレイで大きなテーブルですよ!

豪華!

 

ここに着いた時は「もう動けないからブログは明日にして今日は寝よう」って思ってたけど、このテーブルを見たら気が変わりましたよ。

やるしかねぇ〜〜(覇気ゼロ)

やれるのか?

(5分経過)

ムリですわ。

眠くて手が震える。

いったん寝ます。

のちほどお会いしましょう。

おやすみなさい。。

 

zzzz

 

 

(2時間経過)

 

 

おはようございます!イカ太郎です!

めっちゃ元気になりました!

さっきまではこんなでしたからね。

昨日の朝なんかこんなでしたからね。

めっちゃむくんでる。

お昼から泊まった宿坊で食いまくってましたからね。

今の状態と見比べてみましょう。

ものすごいスッキリしてませんか?

やっぱすげーなー、不食のちから。

内臓を休ませることで短い睡眠時間で十分になる。

今日はたぶん朝まで眠らなくても大丈夫だと思いますよ。

不食のことご存知ない方はこの辺の記事を読んでみてね。

僕と不食との出会い

不食・少食実験を始めて4週間経ったので振り返ってみた

不食と断眠を掛け合わせたら破壊的な多幸感に襲われてビビった – 全能感は諸刃の剣

この本も読みやすくていいですよ。

 

さてさて、元気モリモリになったことですし、どんな一日だったかお届けしますね。

イカ太郎の”不食”裸足お遍路25日目、はじまりはじまり〜♪

 

寝坊して宿坊の朝の勤行を逃す

昨日はお寺に併設された宿、宿坊に泊まってました。

宿坊には朝のお勤めというものがあって、勤行(ごんぎょう)と呼ばれています。

お寺によって内容は違うようですが、お掃除をしたりお経を唱えたりするのが一般的なようです。

せっかく宿坊に泊まったので勤行を楽しみにしていたのですが、まさかの寝坊!

 

実は寝る前にこんなことがあったのです。

室内よりも外が好きな僕は、お寺の境内で読書をしていたのですが、

(電話って書いてあるのは焦っていたからタイポしたみたい)

さて寝るか!

と思って宿坊の玄関の扉を開けようとしたらロックがかかっている…。

インターホンを押しまくっても、外で「すいませーん!」と叫んでも、誰も気づかない。

どうしよう…。

せっかく宿に泊まったのに今日も野宿になってしまう…

愕然としました。

しばらくはツイッターからも音沙汰なし。

iPadからLINEで電話しようと思ったけど、どういうわけかLINE OUTアプリがAppストアにない。

ここはもう一度デカイ声で助けを求めよう!

  すいませーん!中に入れなくなっちゃいましたー!!!

すると、となりの建物の窓に明かりが灯った!

やったー!!

住職と思われるおじいちゃんがステテコ姿で現れ、中に入れてくれました。

よかったーー!!!

(同時刻にツイッターでも @to_hmsm さんが電話してくれてました。ありがとうございました!)

 

実は寝坊にはもう一つ原因が…。

お昼から宿坊に泊まることにし、ブログも書き終えていた僕は、

フリータイムだー♪

と浮かれまくり、大量の食料を買い込んで、バカみたいに食いまくっていたのです。

失った青春を取り戻すかのように。

はち切れんばかりに膨れたお腹、

夜には身体のむくみがすごいことになっていました。

 

こうして僕は勤行という貴重な経験を逃したのでした。

 

自己嫌悪

無節操に食いまくるわ、勤行は逃すわで、さすがの僕もダメな自分に嫌気がさしました。

このままじゃいけない。

お遍路20日目で一区切りつけ、一時帰宅した1週間。

その間に身についてしまった1日3食食べ放題の習慣。

お遍路に戻れば元の一日一食に戻るだろうと思っていたのに、まるで戻らない。

このままではせっかくのお遍路という貴重な体験が台無しになる。

好き放題コンビニに寄っては菓子パンやら豆腐やらを食いまくっていた日々と決別しなければいけない!!

 

3日間の不食をはじめると決めたら、前向きな気持ちが戻ってきました。

そう、ダメな自分を責めてもなんのプラスにもならない。

ダメな自分というのは本質的なもの。

変えようと思って変えられるものではない。

ダメな自分を認めつつ、上手に付き合っていくべきものなんだと僕は学習したのです。

お遍路のはじめの頃に何度もあった弱い自分と向き合った経験を通して。

ブロガーとしてスタート地点 – 裸足お遍路6日目

新しいルール – 裸足お遍路7日目

 

自分を責めても何にもならないと思ったと同時に、以前だったらもっと強い自己嫌悪に陥っていたはずなのに、落ち込みもせず、なんとかしようと躍起になったりもせず、建設的に考えることができるようになっている自分に気がつきました。

 

宿や人の家に泊めてもらった時は濃密な人との出会いがたくさんありました。

でも今回の宿坊ではまったくほかの人との出会いはありませんでした。

でも1人、素晴らしい人との出会いがあった。

それが自分自身だったのです。

 

弱い自分。

インナーチャイルド。

 

お遍路を通じて何度も自分と向き合ってきた。

日常生活ではこんなに頻繁に自分と向き合うこともないし、学んだこともすぐに風化しちゃうから、また同じことを繰り返す。

でもお遍路では短期間に何度も弱い自分と出会うから、風化しない。

学びを自分の血肉とすることができます。

やっぱりお遍路ってすごい体験なんですね。

弘法大師さん、四国のみなさん、素晴らしい環境を作ってくださってありがとうございます!

 

出発!

気を取り直した僕は荷物をまとめ、出発しました。

次のお寺までは85km。

歩いて3日の行程です。

断食しようと思っていた3日とぴったり!

 

出発してからの足取りは今までになく軽かったです。

もう一度僕のお遍路を取り戻すんだ!

そんな思いが僕を突き動かしていました。

一歩、また一歩。

とにかく進むだけ。

 

いつもだったら5kmくらいで疲れが出てくるのに出てこない。

いける。

休む必要はない。

疲れるまで行こう!

 

ステキな方と出会う

歩き続けて8km。

1時間ほどが経った時、オシッコがしたくなってきました。

トイレも休憩所もまったくなかった。

そんなタイミングで、すぐ横に小さな集落に繋がっている道がありました。

しかもすぐに国道へ戻れる!

  民家でトイレを借りよう!

坂を下っていくとおじいさんが作業場風の建物の前にいました。

「すいません、トイレ貸していただけますか?」

「ごめん、ここトイレないんだよ。でもすぐそこの家にトイレがあるから借りれるよ」

「おおよかった!ありがとうございます!」

おじいさんが教えてくれた家に行ってみると、家の前に貼り紙がありました。

キレイな字。

ここのお宅でとても素敵な方と出会うのです。

お名前は直江さん。

苗字ではなく下の名前です。

ここはあえてフレンドリーにナオさんとお呼びしましょう。

 

休憩させていただいたお宅はナオさんのご実家。

今は誰も住んでいなくて、たまにナオさんが自分の時間を過ごしにいらっしゃるそう。

今日は3連休の始まりの日。

「お遍路さんが多そうだ」と思ったナオさんは、家の前に貼り紙を出してくれていたのです。

 

ご自身も車でお遍路は何回か回られているそうで、今も区切り打ち(一気に回るのではなく、何回かに分けて回ること)の途中なんだとか。

しかも今回は逆打ち(通常とは反対周りでお寺を回ること)。

すげー。

玄人っぽい。

 

小さい頃から目の前にお遍路さんが通り過ぎる姿を見て育ったナオさん。

お遍路さんと接し、優しい気持ちを与え、与えられて、自然とステキな女性に育ったんだろうなぁと想像しました。

力みがなくて笑顔で、一緒にいると本当にラクでいられる。

ホッとさせてくれる方でした。

 

30分ほどブログ作業をさせていただいて、

そのあとさらに30分ほどお話しさせていだきました。

すごく楽しかったし癒された。

またいつかお会いしたいなぁ。

 

ナオさん、素敵な時間をありがとうございました!

(もしかしたらブログ読んでくれているかも?伝われ!)

 

ナオさんとのツーショットをツイッターにあげたあと、フォロワーさんからコメントをいただきました。

そう、以前「四国の皆さんからいただいた心温まるお接待にどう恩返ししたらいいんだろう?」ってツイートしたことがあるのですが、

今は頂いた優しさや笑顔をペイフォワードしていく、

それがお遍路である僕の恩返しなのだと考えるようになりました。

お遍路を通して世界をちょびっとだけ幸せにする存在になる。

それが僕にできる恩返しなのです。

世界は全て繋がっていて、循環しているのだから。

 

バス停で倒れこむ

ナオさんから沢山の優しさをいただいて再び歩き始めた僕。

しかし疲れがじわじわ出てきました。

食い過ぎによる睡眠不足。

そして15kmほど進んだところで眠気がピークに。

途中にあったバス停のベンチにヘナヘナと倒れ込んでしまいます。

もう眠すぎて歩けない。。

寝ました。

爆睡。

1時間ほどで目が覚めると少し元気になってました。

まだいける。

ていうか今日は30kmは進みたい!

そこからはコンビニが一軒もないエリアがずっと続きました。

内陸の山の中。

食欲を刺激するような誘惑もまったくない。

歩くことに集中できる!

 

今のところ、四国トップ2!海に面した最高に素敵な公園

山の中の国道を2時間ほど歩くと海に出ました。

海だー!うれしー!

 

海を見たら元気が出ました。

オーシャンパワーは海の香りにもあるのかもしれません。

そして少し歩くと素晴らしい公園があったのです!

見て!この景色!

波の音に包まれてる!

しかもこの両サイドには広ーい芝生の公園が広がっているんです。

波の音を聴きながら芝生で横になって、時々海を見に行って、子供たちはアスレチックで遊ぶ。

家族や友人と過ごすそんな夢を見させてくれました。

お遍路の僕は先に進まなきゃいけないけど、いつか家族や友人と来たいなぁ。

佐賀公園の場所はこの辺です。

ぜひ行ってみて!

 

そして夜になった

佐賀公園の美しい景色を見て再び元気が出てきた僕。

てくてく歩き続けます。

途中海岸に降りれる場所があったので、海水アーシングをして、

そのあとすぐに太陽が沈み、真っ暗に。

ヘッドライト装着!

もうここからは眠いわ、疲れたわで大変でしたが、なんとしても道の駅で快適に眠りたい一心で歩き続けました。

そして8時前にようやく到着!

ふぅ〜、大変だった!

とにかく疲れた!

でもその分充実感でいっぱい!

 

食べなかったおかげで回復も早かったし、

今日もいい一日にするぞー!おー!

 

おまけ

途中に「なぶら土佐佐賀」っていう道の駅があったので、休憩しました。

そこの売店でメチャクチャ惹かれるアイテムを見つけました。

これ。

衝動買いはしないタチなので、やめておこうと思って一度お店を出たのですが、買わないと後悔するような気がして戻りました。

なんかこのブレスレットに呼ばれているような感じがしたんです。

1800円。

透明な石の中に沢山のヒビが入っていて、それがキラめいているのに惹かれたのだと思います。

今までこういう石見たことなかったから。

 

着けてみたらすごく嬉しかった。

キレイな物を身につけていると元気が出るんですね。

今もウキウキで付けています。

じゃ、こんどこそ、

 

おしまい!

 

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不食パワー全開! – 足摺の大自然にとろけまくった裸足お遍路26日目

 

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