イカ太郎
これまでは
ポチャナンダ
と言われてきたのですが、今度のモデルは驚くほど走行性能がアップ!
もちろん
- シンプルな作り方
- ヒモ交換の簡単さ
といったこれまでの強みは残したままです。
今日は新しくなったイカ太郎ワラーチの作り方と旧モデルとの違いについてお話しします!
イカ太郎
https://youtu.be/9irBw4Pt34c
目次
イカ太郎ワラーチ2.0の作り方
もともとシンプルだったイカ太郎ワラーチの作り方ですが、新バーションはさらにシンプルになりました。
イカ太郎
用意するもの
ビブラムシート or コルクのジョイントマット
はじめて作る場合は100円ショップでも買えるコルクのジョイントマットがいいです。
いかに簡単でシンプルなイカ太郎ワラーチといえども、最初は失敗する可能生があるからです。
ジョイントマットは耐久性はありませんが、軽くて履き心地もバツグンです。
デブッダ
一度でも作って自分の型が安定したらビブラムシートを使いましょう。
イカ太郎
ハサミ
ジョイントマットをカットする場合は普通のハサミで大丈夫ですが、ビブラムシートを切る時には少し丈夫なハサミを使いましょう。
イカ太郎
ポチャナンダ
デブッダ
パラコード
ヒモはパラシュートに使われる丈夫な素材、パラコードを使います。
幅4mmのものを使うといいです。
イカ太郎
穴あけポンチ
穴あけポンチは4mmと5mmがセットになったものが100円ショップダイソーで売っています。
他の100円ショップでも探しましたが、今の所ダイソー以外のお店では見たことがありません。
ダイソーでは手芸コーナーにあります。見つからないときには店員さんに聞いてみてください。
イカ太郎
ハンマー
ハンマーは穴あけポンチを打つのに使います。
何でもいいです。
デブッダ
イカ太郎
ライター
ライターもなんでも大丈夫。
ポチャナンダ
油性マーカー
細すぎず、太すぎずがいいです。
ビブラムシートを使う場合は黒だと見づらいので、修正液などを使ってもいいかも。
イカ太郎
1.穴を空ける位置を決める
旧モデルは穴の場所を決めるのが非常に難しかったですが、今度のモデルは簡単です。
全部で6か所に油性マーカーで点を打ちます。
イカ太郎
※1-2 & 3-4の間は1センチ、4-5の間は1.5センチくらい空けるといい感じです。
2.穴を空ける
チェックをつけた6か所に4mmの穴あけポンチで穴を空けましょう。
ポチャナンダ
3.ヒモを6本用意
- 足の甲のヒモ
- 指の間を通るヒモ
- かかとを支えるヒモ
の3種類が必要です。
僕の場合は以下の長さのヒモを用意しています。
- 32センチ(足の甲のヒモ)
- 40センチ(指の間のヒモ)
- 29センチ(かかとのヒモ)
※イカ太郎の足のサイズは27.5cm
足のサイズ27センチ以下の人は同じ位の長さで切れば足りなくなることはないでしょう。
イカ太郎
端っこはライターの火であぶりましょう。
パラコードはナイロン製なので火であぶると溶けて一体化します。
ポチャナンダ
デブッダ
4.足の甲のヒモをセット
一番かかとに近い穴2つにヒモを通します。
結び目は固結びで大丈夫です。
ポチャナンダ
この時点ではヒモのテンションにそれほどこだわらなくて大丈夫ですが、目安としては人差し指が付け根まで入るくらいがいいです。
5.かかとのヒモをセット
次はかかとのヒモを結びます。
ここも固結びでOKですが、履きごこちをアップさせるためのコツがあります。
右と左の違いわかりますか?
デブッダ
イカ太郎
ポチャナンダ
答えはこれ。
イカ太郎
かかとのヒモのテンションはかなりユルユルです。
締め付けると履きごこちが悪くなるので注意しましょう。
6.親指を支えるヒモをセット
4つの穴に1本のヒモを通します。
裏から見るとこんな感じです。
横から見るとこんな感じ。
ヒモのテンションは指が本の先っぽしか入らないくらいにしましょう。
7.歩いてヒモのテンションを調整し、履きごこちを高める
ここまでできたら超大ざっぱに周りをカットして歩きましょう。
- 歩く
- 違和感のあるヒモの長さを修正
- 歩く
- 違和感のあるヒモの長さを修正
ということを繰り返します。
イカ太郎
8.ソールの余分な部分をカット
「もうヒモの位置はバッチリ決まった!」
「安定感バツグン!」
となったら余分なソールをひたすらカットしましょう。
イカ太郎
デブッダ
ポチャナンダ
9.完成!
イカ太郎
旧モデルとの違い
上の写真は新しいモデルと古いモデルの比較です。
この結果後ろのヒモ2本が足首のホールドに集中できるようになりました。
ポチャナンダ
デブッダ
指の間のヒモを2本にしたことで2世代前のイカ太郎ワラーチで起こっていたこの問題も解消しました。
旧モデルと新モデルを履き比べてみた
履いてみると違いがハッキリ出ました。
新モデルにあるのは圧倒的な安定感。
イカ太郎
しかし旧モデルも捨てがたい魅力があることが分かりました。
旧モデルの魅力はゆったりとした履き心地。
旧モデルの問題点は
- 走った時にブレる
- 雨の日にブレる
ですが、晴れの日は問題ないのでゆったりしたいときには旧モデルというのもありかもしれません。
この形になったワケ
ずっと雨の日の履き心地に不満を感じていました。
ビブラムシートの足の裏に触れる部分が雨で滑るため、足が左右にブレるのです。
ワラーチは足の甲のヒモが足首に近ければ近いほど安定します。
しかし指の間のヒモが足の甲のヒモとつながっているために、足の甲のヒモがひっぱられて履きごこちを損なっていました。
そんな思いを抱え続けていた先日、雨の中ずれるワラーチを見ていたらひらめいたのです。
イカ太郎
こうして今回の新モデルが生まれたのです。
イカ太郎
おわりに
僕はふだんからワラーチまたは裸足の暮らしをしています。
だからクツはよほどのことがない限り履きません。
イカ太郎
だからワラーチは1年365日毎日履くもの。
こんな格言を聞いたことがあります。
人生の3分の1は睡眠。
だから寝具は良いものを使え。
デスクワーカーならこう言われたりします。
1年の3分の1はイスの上。
だからいい椅子を使え。
だからこそ365日ワラーチを履く僕は思うのです。
人生の3分の1はワラーチ。
だから最高のワラーチを使え。
イカ太郎
ワラーチワークショップやってます
1年ほど前から依頼があればワラーチのワークショップをやっています。
一番最近やったのはこれ。
はじめてのワークショップのときも記事にしました。
5名以上であれば出張でのワークショップもお受けしています。
そう思ったならお気軽に連絡くださいね!
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