昨日は寝ているときに不安が増幅したり減ったりするよという話をしました。
この時に「不安の本質」という言葉を使っていたのですが、それが何なのかを説明してしまうと冗長になってしまうので書かなかったんですよね。
でも読み終わると「睡眠や瞑想が不安に与える影響はわかったけど、途中で出てくる不安の本質が気になるぞ?」という人もいるかと思ったので、今日はその話をします。
デブッダ
ポチャナンダ
不安とは妄想である
不安の本質とはなんぞや?という話をする前に「不安とは何なのか?」が分かっていないと意味がないのでまずはその話を。
不安とはネガティブな想像がもたらす体の不具合
「不安とは感情である」と思っている人が多いと思うのですが、「感情とは何なのか?」がわかっていないと結局不安もわからないと思います。
感情って何なんですかね?
それは心や脳が送るメッセージを受け取った結果、体に現れる反応のことです。
ポチャナンダ
「感情は捉えようがない」
そう思うことがあると思うんですが、瞑想をしてみると感情とは体の反応のことであると気づきます。
- 筋肉が緊張する
- 内臓の分泌物が変化する
- 汗が出る
- 呼吸が浅くなる
- 血流が悪くなる
などの体を変化を知覚したとき感情として人間が認識するわけです。
ポチャナンダ
イカさん
じゃあ不安という感情というのは何なのでしょう?
不安が生まれる仕組み
さっきの図では
- 快の感情
- 不快の感情
が生まれるプロセスを表しましたが、不安の場合はこうなるわけです。
ポチャナンダ
不安の本質はどの部分なのか?
不安は脳が作り出す妄想であることがわかると本質部分が見えてくると思います。
不安を生み出している重要なポイントを探してみましょう。
「現実」と「過去データ」を結びつけている部分ですよね。
ポチャナンダ
そうなんです。
脳もバカじゃないからまったく似ていない過去データをひっぱり出してきているわけじゃないんです。
類似性のある過去を引っ張り出してるのは間違いないんですよね。
でもここで問いかけなきゃいけない。
- あなたは過去の自分と同じですか?
- そのあと経験したことで成長していませんか?
- 過去の失敗を生かすこともできるんじゃないですか?
- 想像している未来は本当に起こるんですか?
- 今まで想像したネガティブな未来がどれだけの確率で起こってきたんですか?
これらの問いかけに一つ一つ真面目に答えていったら不安がぐるぐる回るモードをストップできます。
デブッダ
不安の生まれる仕組みに気づき、未来を信じることで不安はなくなる
でも問いかけてもこうなることもあると思うんです。
ここまで来ているということはかなり明るいです。
不安の仕組みがわからずに妄想に圧倒されているわけではないから。
ポチャナンダ
今の自分を信じるしかありません。
でもどうしたら自分を信じることができるでしょう。
答えは「言葉の魔法を使う」です。
言葉の魔法はアファメーションともいいますが、伝説のコーチングトレーナーが素晴らしい本を出しているので参考にしてみるといいと思います。
人に励まされると元気が出ますが、人に励ましてもらうことを日常的に受け取ることは難しいです。
でも自分で自分を励ますことは物理的にはいつでもできます。
しかもうまくできるようになると人に励ましてもらうのと同じくらいの効果が出せるようになります。
しかもいつでも何回でも。
「人は一瞬で変われる」
信じられないと思いますが本当です。
しかし「人は一瞬で変われると思えない」というアファメーション(暗示)がその実現を阻んでいます。
暗示は実現させる力もありますが、実現させない力も同じくらい強力なのです。
不安がいつも付きまとっているときは「実現させない力」を使いすぎているはずです。
あとは「実現させる力」を使ってみるだけ。
そうすれば言葉がどれだけ現実を作っていくかがわかるし、言葉の使い方にも気をつけるようになるでしょう。
ここまでくれば未来は明るいです。
自分を信じることができればいつでも心穏やかでいられます。
「大丈夫。どうせうまくいく」
このポジティブな未来予測がポジティブな未来を作っていくのです。
最後に「大丈夫。どうせうまくいく」と考えやすくする大ヒットしたインド映画を紹介して終わりたいと思います。
あなたが幸せでありますように!
イカさん
デブッダ
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