最近おもしろい実験をしています。
ポチャナンダ
夜中に3回起きてそのたびに瞑想するという実験です。
ポチャナンダ
そうなんですよね。眠いんです。
もともとは明晰夢を確実に見る実験の一環だったんですけど、瞑想のほうでおもしろい発見があったので今日はその話をします。
デブッダ
目次
システマチックに3回起きている
起きる時間は決めています。
- 1:30
- 3:30
- 5:30
の3回。
就寝時間は9時半なので、最初はしっかり3時間以上寝ます。
なので寝不足の心配はありません。
ポチャナンダ
ですね。
先日紹介したこの光で起こしてくれるスマホ連動型ライトを使っています。
イカさん
このライトのアプリを使うと好きな時間にオン/オフを設定できます。
ポチャナンダ
これはアプリ連動だからこそのおもしろさですよね。
こんな感じで深夜に3回起きているわけです。
デブッダ
眠い中で瞑想するとなかなか瞑想に集中できない
最初はとにかく眠くて瞑想に集中できませんでした。
体の中の感覚を観察しようと思うのに、気がつくと意識が飛びそうになります。
イカさん
最初はそんな状態になっていることさえ気がつかないんです、眠すぎて。
でも途中で気がつくんですよね。
「あれ?ぜんぜん瞑想に集中できてない…」
それで
- ふたたび瞑想に集中しようとする
- でもまた眠りの世界に引き込まれそうになる
この繰り返し。
なので通常だったら15分くらいで終わるはずの体内スキャンに30分くらいかかるのです。
30分経ったらふたたび寝るルールなので瞑想を終わりにして就寝。
これを繰り返しました。
ポチャナンダ
ずーっと夢と現実の間を漂っています。
起きているようで起きてない。寝てるようで寝ていない。そんな感じ。
そんな状態を続けているとおもしろい変化が出てきたんですよ。
眠い状態での瞑想に慣れてくる
人間の適応能力ってすごいですね。
眠い状態で瞑想することに慣れてくるんです。
そして眠い状態が心地よくなり、苦じゃなくなってくるんですね。
むしろウトウトしているときの心地よさのような感覚に質が変わってきます。
ポチャナンダ
乗り越えたって感じじゃないです。
眠気の捉え方が変わったという感じ。
嫌いな味だった食べ物が急に美味しく感じるようになることってないですか?
あんな感じ。
眠気耐性がついて苦しさを感じづらくなった気がします。
ポチャナンダ
眠気が苦しくなくなると瞑想への集中が容易になってくる
そしてそのあと起こった変化がこれですね。
👉瞑想への集中力アップ
最初の頃は体内スキャンのプロセスから眠気の世界にワープしていましたが、眠気に慣れてくると瞑想にスーッと入っていけるんです。
眠くても全然問題なし。
そうなってみて思いましたね。
「眠いことを苦しいことだと捉えていたから苦しかったんだ」って。
「眠気はただの体内感覚でしかない」
そう捉えることができれば他の体内感覚と同様に
- 快の感覚に変わり
- いずれ消えていくのです
デブッダ
睡眠を断ち切ることと断食は似ている
「眠気に慣れてしまえば苦しくなくなる」
この発見は断食の時の発見と完全に同じでした。
「空腹感に慣れてしまえば空腹は苦しさじゃなくなる」
僕らはある種の体内感覚を人生のどこかで「苦しいもの」と決めてしまうようです。
そこから苦は生まれます。
だから
- 走るのが快楽の人もいれば苦しみの人もいるし、
- ムチで叩かれるのが苦痛の人もいれば快楽を感じる人もいる
どうせならどんな状態にあったも快を感じ、いつも上機嫌なほうがいいですよね。
ポチャナンダ
デブッダ
瞑想すると眠くなる人は試してみて欲しい
ちょっと話が飛躍してしまいましたが、今日お話ししたかったのは「眠気は慣れると苦しくないよ?」という発見でした。
スマホ連動ランプがなくても大丈夫。
スマホの時計アプリで何度もアラームをかけることはできます。
ぜひ試して新たな自分の感覚を楽しんでみてくださいね!
じゃ今日はここまで。
イカさん
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