なぜトイレは瞑想に適しているのか？

今日は気づいている人は気づいちゃってるスゴイことを教えます。

きっとこの記事を読んでる人はこういう人だと思うんです。

だから僕はそんなあなたに伝えたい。

ただしトイレを瞑想空間にする場合のデメリットなどもあるので、今日はその点も含めてお話ししたいと思います。

なぜトイレが瞑想に適しているのか？

トイレと瞑想の関係性に気づいてしまったあなたですが、どうしてこれほど高い瞑想状態になるのだろう？と疑問に思っていることと思います。

僕もそうでしたが、長くトイレ瞑想を続けているうちに分かってきました。

完全なプライベート空間であるから

特に個室トイレだと顕著です。

壁で仕切られた空間で、公衆トイレであっても妙に静か。

おしゃべりする人もいないのでリラックスしやすいのです。

排泄中は体の中の状態に集中しやすい

排便や排尿には内臓の動きが伴います。

排泄するために体内の臓器を自らの意志でコントロールします。

排泄という目的があるため強い目的意識や必然性が結果として雑念を排除するのです。

排泄の瞬間にセンセーションが増大する

僕は男性なので女性のケースはわかりませんが、排泄の際は強い肉体感覚を伴います。

この感覚を活かすことで短時間で身体意識を高めることができるのです。

トイレで瞑想する場合のデメリット

特に大便をする場合に注意が必要です。

痔が育つリスクがある

以前いぼ痔になったことがあり、そのときお医者さんからスゴイことを教わりました。

実は痔というものは一度できてしまうと手術で切除しない限り小さくなることはないそうです。

そのため一度痔になったら「いかにして大きくしないか」が大切なポイントとなります。

そのためトイレ瞑想がうまくいったからといって長居をしてはいけません。

人に迷惑がかかる可能生がある

特に公衆トイレのケースですが、人はトイレが空いていない時にあえてPRしたりしません。

多くの人はじっと声を殺して耐えています。

個室の中にいるときには外の状態が分からないため思わぬ迷惑をかけてしまうことがあります。

便器に長く座ると痔も育つので危険です。

用が済んだら早くトイレから出ましょう。

正しいトイレ瞑想のやり方

メリット・デメリットがわかったところで最後に正しいトイレでの瞑想方法をお伝えします。

そもそも瞑想ってどうやるの？という場合にはこちらの記事を参考にしてください。

【ヴィパッサナー瞑想のやり方】僕が瞑想セッションで伝えていること

1.まずは呼吸に集中し緊張を解除する

便器に座ったら（男性用小便器の場合は立ちます）目をつぶり、呼吸に意識を向けましょう。

呼吸に合わせて体の緊張があれば解除します。

2.内臓の動きに意識を傾ける

呼吸のゆったりした動きを感じたら、しだいに内臓の動きに意識を向けていきます。

排泄のプロセスで生まれる手足や顔、頭に生まれる感覚があれば意識を向け観察します。

3.排便・排尿の自然なプロセスを観察する

最後は排泄です。

呼吸に合わせて穏やかに出しましょう。

体内から外に出てなくなっていく感覚に意識を合わせます。

4.すばやく立ち去る

用が済んだら少しだけ時間を取って排泄後の体の感覚を観察します。

その時雑念がなく、スッキリした感覚があれば瞑想成功です。

トイレをリセット空間として活用しよう！

日中仕事をしているとなかなか体の状態には意識を向けるタイミングがありません。

瞑想というのはあえて時間を取り、体の中を観察していくことで動き続けている思考をストップし、頭と体をリラックスさせるテクニックです。

トイレには誰でも一日に何回か行くもの。

そんな必然性のあるタイミングをぜひ自分の心身のバランスを取るための時間として使ってみてください。