断食と不食、何が違うの?不食実験者だった僕がふつうの断食から学んだ11の気づき

 

イカ太郎

こんにちは。

断食大好きイカ太郎です

 

久しぶりに断食をしました。

今回はブロガー界隈で流行っているグループ断食

タイムラインで自分の状況を報告しあいながら、みんなで断食を頑張るやつです。

 

僕が食べないことに興味を抱くきっかけとなったのは、断食ではなく、「不食」というカテゴリー。

そしてこれまで2回の不食実験をしてきました。

 

 

でも今回は美容や健康を志す一般的な断食に挑戦。

不食では感じることのできなかった体験をすることができました。

 

今日は「不食と断食はどう違う?」というテーマを押さえた上で、僕の断食経験談をお話したいと思います!

 

 

断食と不食の違いとは?

断食とは?

断食という言葉は日本語として辞書に載るほど当たり前の言葉です。

断食(英語: fasting)とは、食物を断つこと。

一定の期間、全ての食物あるいは特定の食物の摂取を絶つ宗教的行為。

現代では断食療法として医療行為ないし民間医療ともされている。

 

言いかえれば、「宗教的目的や医療的目的で一定期間食べないこと」と言えると思います。

 

不食とは?

対して不食は、辞書に載るような歴史のある言葉ではありません。

わずか十数年前に生まれた言葉です。

 

不食という言葉を生んだのは2004年に誕生したこの本↓

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著者の山田鷹夫さんの経済的苦悩の果てにたどり着いた「経済的自由を手に入れる生き方」、それが不食なのです。

 

山田さんの本の中で不食者をこう定義しています。

人は食べなくても生きられるということを知っている人のこと

 

ここでは「ずっと食べずに暮らしている人」とは定義されていないのですが、本が出版されてから地球の様子が変わってきました。

昔だったら伝説となっていたような「食べずにずっと生き続けている人」が、地球上に増え始めたのです。

ブレサリアンの誕生です。

 

ブレサリアンという人たちは、プラーナという気を空間から取り入れて生きる人々のこと。

あるオーストラリア人女性が提唱し始めた21日間のプログラムによって、水も食事も取らずに生きる人達が生まれはじめたのです。

そのプログラムを作ったのがこの人、ジャスムヒーンさんです↓

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この21日間のプログラムによって日本にもブレサリアンが誕生しています。

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このあたりから山田鷹夫さんが生んだ不食という言葉の定義が変化してきました。

不食が「食べずに生きること」を意味するように変化した。

それが今の状態なのです。

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不食と断食はどう違うのか?

不食と断食の違い、少しはおわかりいただけたでしょうか?

 

まとめると、

断食とは宗教や健康を目的とした一時的に食べない行為

 

不食とは食べない生活を楽しむライフスタイル

不食と断食にはこういった違いがあるのです。

 

ここまで読んで「断食よりも不食に興味出た!」という方はぜひ僕の書いたこちらの記事をお読みください↓

不食のオススメ書籍などもお伝えしています。

 

今回の断食で学んだこと

1.グループ断食は本当にオススメ!

今回やった断食は以下のようなものです。

1.グループでタイムラインを作り、状況や情報を共有しあう

 

2.準備食2日 – 本断食3日 – 回復食2日の1週間

 

3.準備期間は糖質カット。本断食は水と塩のみ。回復食は梅流しスープ

 

仕事仲間7人でスタートしました。

準備食の2日間はお昼ご飯を買いにみんなでコンビニへ

 

断食1号

えっ!これ、こんなに炭水化物入ってるの?

断食2号

砂糖入れてない食品てほとんどないんだねー

 

普段の食生活では気づかないところに気づくことも断食の楽しみの1つです。

 

買ってきた野菜サラダに塩をかけただけお昼ご飯。

でもみんなで食べると美味しかった!

 

本断食が始まってから身体がツライときも、

イカ太郎

みんなもがんばってるんだよなー

と思ったらむしろ笑えた。

 

今までの断食はずっとひとりぼっちだったけど、みんなでやる断食はツラくても楽しかったです。

 

2.ハードに仕事しながらの断食は無理

7人でスタートした今回のグループ断食でしたが、最後まで走りきれたのは半分の4人だけでした。

準備食期間に1人、本断食中に3人が断念しました。

準備食 1日目 7人でスタート
2日目 1人脱落
本断食 1日目 2人脱落
2日目
3日目

 

3人の断念理由は「仕事にならないこと」

 

参加者は全員フリーランス。

なので「休みを取る」といったことは必要ありません。

自分のペースで仕事をすることができます。

 

ただ、糖質カットした初日から血中糖度は落ちます。

すると低血糖で身体に力が入らなくなり、頭の回転も鈍くなる。

そのため、いつもどおりの仕事をするのは困難です。

 

やっぱり断食をする期間は

最悪仕事は全く仕事しなくてもいい

そのくらいの気持ちで望むほうがいいみたいです。

 

3.激しい運動は絶対NG!

1日目の夜、毎週やっているバスケットボールの練習がありました。

しょせん糖質カットを1日しただけだから楽勝だろう

そう思っていたのですが、、、

 

もう絶望的に糖質が足りない…

 

フラフラするし、力は入らないし、頭は回転しないわで最悪。

あまりに無力なので笑うしかありませんでした。

 

気を振り絞ればなんとか動けるので、声を張り上げながらプレー。

終わった時は憔悴しまくり。

その晩風邪をひきました。

消耗しすぎて免疫力が弱くなってしまったのかもしれません。

 

「断食中に激しい運動は厳禁」

これはどの断食本にも書いてあることですが、やっぱりその通りなのだなと思いました。

 

4.糖質カットしていれば空腹感はわかない

糖質カットしていれば断食の空腹感が半減する

これは去年7日間の断食をした時に知ったことでした。

たまたまやっていた糖質オフのまま断食に入ったら、いつもよりはるかにラクだったのです。

 

今はそんなことは断食をやろうとする人には常識になっていて、

ま ご わ や さ し い

そんな食品を準備食の期間に食べるのが基本になっています。

ま : 豆類 → 納豆、味噌、豆腐など

ご : ごま → ナッツもOK

わ : わかめ → 海藻

や : 野菜 → 野菜(野菜ジュースNG:砂糖が入ってるから)

さ : 魚 → 魚、貝

し : しいたけ → きのこ

い : いも → いも、こんにゃく

 

でも、このリストをよく見ると、野菜やイモが含まれています。

イモが糖質を含んでいるのは当然ですが、野菜にも糖質を含んだものがあります。

たとえば人参やかぼちゃ。

 

断食をラクにしたいなら糖質カットしたほうが無難です。

 

5.断食初期に頭痛がくるのは異常じゃない

断食態勢に入ると、僕はいつも頭痛に見舞われます。

長い時は3日近く痛むこともありました。

 

今回も例のごとく頭痛はやってきました。

初日の夜に始まって約1日。

 

今まで他の人と一緒に断食をしたことがなかったので、

これが自分だけに起こることなのか、それとも他の人にも起こることなのか知りませんでした。

 

でも今回グループ断食をやってみて分かりました。

ほぼ全員に頭痛は訪れます。

スタートの時期も長さも違いましたが、全員頭痛を経験しました。

 

頭痛になるのは普通のことなので、慌てることはなさそうです。

好転反応だと思って待つのみ。

やまない雨はありません。

 

MEMO
好転反応とは?

治療の過程で一時的に起こる身体反応のこと。

断食の好転反応には様々なものがあり、個人の身体の状態に応じて出てくる反応が変わります。

 

6.塩と水だけ断食は修行すぎる

準備食2日を経て水と塩だけの本断食に入ったのですが、実は僕にとって初の試みでした。

これまでこれほどピュアに不食・断食をしたことがなかったのです。

 

今までは何らかの形で濁りがありました。

・糖分のある飲み物

 

・カフェイン入りの飲み物

 

・タバコ

 

でも今回は大好きなコーヒーも飲まず、タバコも吸わず(もうやめたので)、お茶さえも飲まずに過ごしました。

おかげで余計な欲望に振り回されることはありませんでした。

 

でも反面、ストイックすぎたのか、身体に力が入らず気力が出ませんでした。

寝てばかり。

頭の中はスッキリしていても身体を動かすのがツラくて仕方がないのです。

 

断食経験の多い人から

「酵素ドリンクを飲むと普通に仕事しながら断食できるよ」

という話を聞いたので、次に長い断食をする時は酵素ドリンクを試してみようかなと思っています。

 

7.陽なたぼっこが至福すぎる!

本断食に入ってから外気温が冬の寒さに変わってきました。

普通の人にとっても寒かったのですが、断食中の僕らには寒さが余計にこたえました。

断食中は必要以上に冷えを感じるのです。

これまではこの悪寒も自分だけのものだと思っていたのですが、他のメンバー2人もそう言っていたので、全体的な傾向としてあるようです。

 

あまりに寒いので、本断食3日目に温泉施設に行きました。

その帰り、家の近くのシェアハウスのリビングのソファで陽なたぼっこをしたのですが、これが至福すぎ…

温泉よりも気持ちがいいくらいでした。

 

これからまた断食するときには積極的に日光浴を取り入れていこうと思います!

 

8.断食中、食生活を見直す気持ちが高まる

これからはちゃんとした食事を摂ろう

絶食期間を終えたあとはいつもこう思います。

漫然と食べ続ける生活を一時的に停止すると、食べることのありがたみを感じ、一食一食を大事にしようと思うようになるのです。

 

しかし今回はいつもと少し様子が違いました。

ビーガン食に興味が出てきたのです。

 

ビーガンというのはベジタリアンの中でも厳格に動物性の食物を摂らない人たちのこと。

肉はもちろん卵も牛乳もバターも摂りません。

魚も摂りません。

植物性のものだけを食べて生きる人達なのです。

 

ウルトラマラソンに挑戦したこの秋、100kmという途方もない長さに挑戦することの壁の高さに圧倒された僕は、希望を見出したいと思い、この本を手にしました。

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伝説のウルトラマラソンランナー・スコットジュレクの著書です。

 

この本の中で圧倒的な疲れない身体を手に入れた背景にはビーガン食への転換があったと書いてありました。

そして多くのビーガンレシピが掲載してあったのです。

それがどれもとても美味しそう。

イカ太郎

疲れづらくて若々しい身体を維持しながら、美味しくてヘルシーな食事がとれるなんて最高じゃないか!

 

こんな背景があったため、断食期間中

「断食が終わったら少しずつビーガン食を作ってみよう!」

そう思ってレシピを見まくり、試してみたいレシピのリストを作っていました。

 

これからは「美味しくてヘルシーなものを食べる暮らし」を志す人になりそうです。

 

9.ラスト1日は気合いで乗り切れる

本断食中、力が出なくて寝てばかりいた僕ですが、2日目のお昼を回ったところでこう思いました。

イカ太郎

本断食の残りはあと半分だけだ!

たいていの物事は半分すぎるまでは長いですが、半分過ぎてしまえばあっという間なのです。

 

3日間の本断食を乗り切った他の3人も同じ気持ちだったようです。

ここまできたらやめられない

ラスト1日までくれば確実にゴールできる。

グループ断食をしたことでそう確信しました。

 

10.梅流しは日常ドリンクとしても最高!

本断食を終えて起きた朝は、やりきった喜びであふれていました。

夕方6時に寝て2時に起きたんですが、そのまま回復食の準備にかかりました。

 

この梅流しを飲むのは「何も入ってないお腹に無理な負担をかけない」という目的もあるのですが、

断食したことによって排出しやすくなった宿便が出やすくなるという目的もあるのです。

梅と大根の解毒効果でお腹の中をスッキリ♪というわけですね。

 

断食の書籍ではたいてい「宿便がどっさり出た!」という記述が多いです。

中には「バケツ一杯ほどの便が出た」みたいな報告もあるのですが、僕は今まで断食をしてきて大量の宿便が出たことはありません。

チョロチョロっと乾燥ワカメのようなものが出たことがあるくらい。

 

瞑想と断食が共通の趣味である友人からもこんな連絡がありました。

 

宿便の形は人によってだいぶばらつきがあるようです。

 

宿便は出なかった僕ですが、梅流しは大変気に入りました。

断食が終わったあとも梅干しのお湯割りを仕事のお供として飲んでいます。

マグカップに梅干しとお湯を入れ、何度もお湯を注ぎ足して飲む。

コーヒーを一日中飲む日々とはお別れできそうです。

 

11.断食をすると筋肉量が減る!

・スタート前

・本断食を終了後

・断食終了後

の3回、タニタの体組成計を使って身体の状態をチェックしました。

 

結果がこちら↓

 

体重は5日で3.5キロ減少。

回復食を食べ始めたらまたたく間に戻って1キロ減で着地しました。

 

体脂肪率は5日で1.2%減少。

でも断食終了後に元の値に戻っています。

 

ヤバイのが筋肉量。

本断食が終わって2.1キロ減少して、断食終了後も元のレベルに戻っていません。

最終的に1.2キロ減。

 

断食によってカラダの中の不純物が排出されるのかもしれないが、筋肉も落ちてしまう

今回の1週間断食ではそんな結論が出せそう。

落ちた筋肉は運動で取り戻していこうと思います。

 

今回の断食の日々の様子はnoteにて

初日から最終日まで毎日、noteにその時の様子を書いていました。

細かい経験談が気になるかたはこちらを見てみてください。

今日からグループ断食はじめます

 

「あの苦しみを思えば今の苦しみなどなんてことない」

以上が僕の3回目の食べない日々のレポートです。

 

断食ってなんだかんだ言ってもかなりキツイ。

必然性がないとなかなかやる気になりません。

 

でもグループ断食には苦しみを楽しみに変える効果があったのでとてもよかった!

もともと「断食は定期的にやったほうがいい」

そう思っていたので、僕は来月もグループ断食をしようと思って企画しています。

4日ほどのグループ断食を毎月できたらいいなぁ。

 

でも今回一緒に断食した他のメンバーは「もう断食はこりごり」だったみたい。

特に今回のグループ断食を主催してくれた女の子は大変だったようで、その様子はnote記事になりました。

主催した子が書いた記事

はじめての断食を終えて…

はじめての断食に苦悩し、「もう二度と断食なんてやるもんか!」という思いにいたるまでの様子が詳しく書かれています。

まだ断食経験のない人にぜひ読んでもらいたいです。

 

そんな彼女と昨日、断食後初めて話しました。

 

イカ太郎

断食大変だったみたいだけど、どうだった?
つらかったし、断食のメリットもまったく感じられなかったから、もう二度とやりたくないです

主催した女の子

イカ太郎

そうだったんだ…
でも、良かったこともあるんです

主催した女の子

今までの人生で一番苦しい時間だったから、

それを耐えきったことで、

これからの人生で多少ツライことがあったとしても、「断食の苦しさに比べたら大したことない」

そう思えるようになったことが今回の断食の一番の収穫でした。

主催した女の子

 

そう言って苦笑いする彼女のはにかんだ笑顔はとても印象的でした。

 

僕は不食から断食に興味を持ち、「やりたくてたまらない!」というところから入ったので、苦しくても好奇心がずっと先行していました。

でも普通の人にとっては断食はそこまで興味の対象じゃない。

だから断食の苦痛がダイレクトに苦しみになっちゃうのか。

そんな発見もあったグループ断食でした。

 

不食から断食の世界に入れた僕はとてもラッキーだったのだなと再認識。

「食べないことを楽しむ」

不食のコンセプトを忘れずにこれからも断食を楽しんでいきたいと思います。