イカさん
実はこのたび私、イカさんは家を買いました
ポチャナンダ
そうです、その家です
ポチャナンダ
違うんです
ローンも組んでないし、何百万円も貯金ありません
ずっとお金に困っていた僕が急にそんな預金残高増えたらおかしいでしょ?
デブッダ
はっきりした金額は言えないけど、中古車を買うくらいの値段で家を買いました
それがこれです↓
デブッダ
ポチャナンダ
そうなんです
小さいけどすごく素敵なお家なんです
大正時代にこの土地に人が住み着いて、戦後に建てた家らしいので70年以上経ってる家ですが、全然古さを感じさせない素敵な家なんです
ポチャナンダ
今住んでいるアパートから歩いて1分くらいの場所にあるんですが、今のところ住むつもりはないです
気の向くままにキレイにして、人をおもてなしする場所にしたいなと思っています
イカさん
今回は
- どうして家を持とうと思ったのか
- どんな経緯で見つけたのか
- どんな手続きを経て購入までたどり着いたのか
そういったお話をします!
イカさん
目次
物件を探し始めるまで
築古不動産投資をしている友達に家の修理に誘われる
去年は断食道場スタッフとしてバリバリやっていた僕ですが、年末で断食道場をやめて途方にくれていました
ポチャナンダ
デブッダ
人のために尽くしたいという気持ちの裏に見え隠れする
- 自分を評価してほしい
- 社会的に認められるような人物になりたい
- 娘に誇れるような経済的に豊かな父になりたい
そういう欲…
そういう欲が自分の足を引っ張ってきたことを実感せざるを得なかったんです
イカさん
それで今年に入ってからは毎日家で瞑想ばかりしていました
ツイートもほとんどしませんでしたし、スマホもほとんど触りませんでした
極端な話、「我欲にまみれた自分には発信する資格がない」と思っていました
ポチャナンダ
ブッダの教えをもっと知りたいと思って原始仏教の本を読んだり、
有名な宗教指導者たち、
- キリスト
- ムハンマド
- ガンジー
- マザーテレサ
- 空海
- 親鸞
- 良寛
- 道元
などの本も読みました
イカさん
そんな暮らしを半年くらいしていたら、「もっと評価してほしい」という自我は消えていき、今まで感じたことないような安らかな気持ちで過ごせる日々になっていきました
ポチャナンダ
そんなある日、不動産投資家でユーチューバーでもある友人エリックからLINEが入りました
エリック
気持ちも十分に晴れたし、やりたかった読書と瞑想の日々は十分に堪能したし、そろそろ外に出たいなと思っていたタイミングだったので喜んで受けました
イカさん
家直すの楽しい!
最初に行ったのは、エリックを不動産投資業界で一躍有名にしたゴミ屋敷でした
もともとは家の中に入れないほどゴミの詰まったお家で、
- 天井までゴミでいっぱい
- 床は腐って崩落している
- ネコの死骸が次々と出てくる
という地獄のような状態だったのですが、僕が行った時は凄惨を極めた状態は終わり、「さぁ、家らしく整えていくぞ!」というステージでした
ポチャナンダ
家をDIYで直すなんて全然経験のない僕でしたが、「やってみなきゃ分からないよね」という根っからのチャレンジャー気質がDIYにピッタリハマり、気がつけばエリックに
エリック
とうまくおだてられて、「もしかして性に合ってるのかも?」と思うようになりました
あとエリックとDIYをしてみてよかったのは身体を動かす作業だったこと
ここ10年ほどパソコン作業ばかりで運動不足になりがちだったし、気がつけばレーシックで2.0まで上がった視力も15年経ったらたったの0.3ほどに落ちてました
イカさん
そして何よりDIY初心者の僕にとって良かったのはエリックが
エリック
と言ってくれたこと
そして実際失敗してしまった時も
エリック
と言ってくれたこと
誰しも失敗しようとして失敗はしませんが、時には失敗もしてしまうもの
そんな失敗を寛大に許してくれたので「うまくやるぞ!」と前向きになれました
デブッダ
ポチャナンダ
家が喜んでいる気がする
エリックと僕はほぼコンビのような感じで
- エリック:物件を買う!
- 僕:直す!
- エリック:応援する!
といった具合で数ヶ月を過ごしました
夏の間は大変
暑すぎてすぐにバテちゃう
ちょっと作業するとバテるからおしゃべりしながら休憩して、ちょっと元気になったら再開するけどまたすぐバテて…
ということを繰り返していました
エリック
イカさん
そんな夏のある日、この家の玄関ドアにどデカく空いた穴を直していました
重厚な立派な木製のドアなのですが、年季が入りすぎてバイオハザードみたいになっていたんです
そしたら僕の中で何かが起こったんです
ポチャナンダ
うまく例えられないのですが、家が喜んでいるような気がしたんですよね
デブッダ
そして思ったんですよね
「自分でも物件買ってやってみたいな」って
エリックのところにはこれから不動産投資を始めたいと思う人達や、すでに不動産投資を始めている人たちが集ってきます
集まってくる人たちは素敵な人たちばかり
その人達に何度も言われてたんですよ
DIY会に来てくれた人
って
でも全然ピンと来なかったんですよね
エリックと家を直して楽しんでるだけで十分幸せだったので
でもこのドアの修理をしてからは変わりました
イカさん
こうして自分の物件を探してみようと思うようになりました
物件に出会うまで
ロールモデルになった2人の人
物件を探す上での師匠はもちろんエリックでした
エリックからはノウハウというよりメンタル面でのアドバイスがメインでした
エリック
非常にシンプルなんですけど、実際に動いてみると「これしかないよね、結局」という本質的なアドバイスだと思います
でも実はエリックの前にアドバイスをくれた人物がいます
僕が物件を探し始めた頃のロールモデルになった人です
それはおととし小屋作りをしながら一緒にYouTubeをしていた「みす」くんでした
みす
彼は僕と断食道場で一緒に働いた仲間なんですけど、断食道場と同時に不動産投資もスタートし、いきなり3軒の築古戸建て物件を購入したんです
ポチャナンダ
すごいですよね
断食道場の休みの日は朝から晩まで車で房総半島を走り回っていたそうです
その彼が言っていた物件の探し方、それは
- ネットに出てきた300万以下の物件全部を見に行く
- とにかく鬼の指値をする
- 以上
ポチャナンダ
それだけです
そういう動きをしていれば自然と気の合う不動産屋と出会うのだそうです
「金はないがバイタリティのある若者」
そういう位置づけとなり、中には
「物件を紹介するよりお前を雇いたいよ」
と言ってきた不動産屋のおじさんもいたとか
結局彼が買った3つの物件はすべて同じ不動産屋さんから
安い物件が出ると電話が入り、「安いのあるけど見る?」と言われ、
みす
はい、いっちょ上がり!
すごくないですか?
彼の話を聞いていたので
イカさん
と思えたのでした
ロールモデルの存在は大きかったです
とりあえず安い物件を見に行く
自分の物件を持ったら楽しいだろうなとは思ったもの、大家をやりたいわけでもないので、それほど強い意欲を持って探し始めたわけではありませんでした
不動産アプリで安いのをなんとなく見てただけ
たまに200万円くらいのやつが出てくるけど
イカさん
と思ってました
でも動かないとなんにも始まらないんですよね
それで重い腰をあげて1つ見に行くことにしたんです
物件を見に行く上でエリックとみすくんに言われていたこと、それは、
エリック
みす
エリックによるとほとんどの内見希望者はいきなり不動産屋に行くんだそうです
それで
内見希望者
と言う
で内見させてあげても「うーん、安いけどボロボロですね〜」とか言いたい放題言ったあげく買わない
こういうパターンが多いから安い物件に内見の手間をかけるのが嫌になるんだそうです
でも手間をかけずに外観を見ておくと
不動産屋さん
と思ってもらえるからネガティブな出会いにならない
そう教わっていました
そして実際にやってみるとそのとおりなんですよね
不動産屋に入るのはおっかないと思っていたのに、どのお店に行ってもいい感じで対応してくれるんです
イカさん
スタート地点でそう思えたのは大きな収穫だったと思います
このあともずっと不動産屋さんに苦手意識を持つことなく行くことができるようになりました
ポチャナンダ
デブッダ
指値が怖い…
何件か内覧したら「これはいいなぁ〜!」と思える物件がありました
- 築40年
- 海のそば
- 車入れないくらい道が細い
- 旗竿地
- 再建築不可
- 200万円
これだけ見ると条件は死ぬほど悪いんですが、建物がしっかり作られていて、躯体がかなりよさそうだったんです
柱もしっかりしているし、ふすまも窓もスムーズに動く
イカさん
当然200万円なんてお金はないですから不動産屋のおねぇさんに聞きます
「100万円以下の指値とかしても大丈夫ですか?」
おねぇさん
僕が指値しようと思っていたのは30万円…
100万円なんて無理…
とりあえずその場はありがとうございました!と言って帰り、あとは指値のFAXを入れるだけ
ところがFAXを送るだけなのにやたらとメンタルブロックかかるんです
- 85%割引とかありえないんだろうな〜
- 100万円の指値だと思っているんだろうな〜
- せっかく仲良くなれたのに嫌われちゃうだろうな〜
とか、事実とはいえない妄想がブレーキをかけようとします
でもこのときも「やってみなきゃ分からないよね!」という魔法の言葉に後押しされて動きました
30万円で買付FAX送信!
イカさん
ポチャナンダ
1週間経ってもなんの音沙汰もありませんでした
問い合わせることもしませんでした
物件に対する熱が冷めてたんですよね
買えたとしても家から車で1時間もかかる場所
そんな遠くまで通う気にならなくなったんです
デブッダ
この経験からあることに気づきます
イカさん
だいいちこんなに世の中空家があるのにこんなに安い物件が少ないのおかしくない?
こうして自分流の物件探しをしようと思い立つのです
- ネットで物件探さない
- 不動産屋に直接聞きに行く
- 車で30分以内の物件を探す
家の近くの不動産屋を順番に巡る
空家がこんなにたくさんあるのに物件がネットに出てこないのには理由があると思っていました
エリックから聞いていたのですが、
- ネットに安い物件を出すと問い合わせが殺到する
- 内見の手間が何回も発生する
- 契約してもらっても全然収入にならない
そりゃ不動産屋さんも扱いたくないですよね
でも空家を売りたい人はいると思っていました
その人達が頼りにできるのは不動産屋しかないとも
ということは
- 不動産屋を頼って売り物件を持ち込む人はいる
- でもネットに上げてもらえない
- だからなかなか売り手が見つからない
- 結果売れないまま放置される
- 売り手はどうして売れないのか分からず早く手放したくなってくる
そういう物件が不動産屋にはあるはずだ!と仮説を立てたのです
この仮説を証明すべくふたたび物件探しを再開します
ポチャナンダ
Googleマップで「不動産屋」と入力する
僕の住んでいるのは千葉県のド田舎なので、あんまり不動産屋を見かけないのですが、検索すると知らなかった不動産屋が出てきました
近いところから1つずつ回ることにしました
1つ目の不動産屋はスーパーの近くにある小さいけどキレイな建物
「こんにちは〜」
不動産屋さん
40代の男性が応対してくれます
「この近くに住んでるんですけど、最近戸建ての不動産投資をやっている友達の家を直してまして、自分でもやりたくなっちゃったんです」
「そうなんですか〜」
「もし条件悪くて売れないんだよね〜っていう物件あったら紹介してほしいですけどありますか?」
社長
奥からおじいちゃん社長が突然登場しました
- 道路から小道を30メートルくらい歩く
- 築40年
- 2階建て
- 地価はそれなりの場所
- まだ持ち込まれたばかりで中は見てない
社長
不動産屋さん
イカさん
見に行ったら、人が一人通れるくらいの道の先に建っている家でした
中は見れないので外から見ると
- 外壁は多少傷んでいる
- 穴は空いてない
- 屋根もぱっと見問題なさそう
という感じでした
でも買いたいと思わなかったので「ありがとうございます!」と言って次へ向かいました
イカさん
自宅から歩いていける物件を紹介される
次に行った不動産屋は休み
その次に近いGoogleマップに表示される不動産屋は居酒屋になっていました
どう見ても居酒屋にしか見えないのですが、
イカさん
と思い、近くにいたタクシーのおじさんに聞きました
「あそこの居酒屋って不動産屋ですか?」
タクシーのおじちゃん
Googleマップには載っていない不動産屋を教えてもらいました
この不動産屋さんが僕の運命の不動産屋だったのです!
ポチャナンダ
デブッダ
タクシーのおじさんの教えてくれた場所に行ってみると本当に不動産屋がありました
Googleマップに載っていないのが不思議なくらいちゃんとした佇まいの不動産屋さん
入ってみると
「いらっしゃいませ〜!」
と感じの良い男性が案内してくれました
前の不動産屋さんのときと同じように切り出します
「〇〇(僕の住んでいる町)から来ました。最近家を直したりしてるんですけど、自分でも物件持ってやってみたくなったんです。売るの難しい物件とかあったら紹介してもらえませんか?」
不動産屋さん
イカさん
僕の住んでいる町って本当に小さな町なんです
それに観光地だから地価も高いと言われている場所なんです
そんな場所で物件を紹介されるわけないと思っていたから本当にビックリしてしまいました
話を聞いてみると
- 中学時代の同級生にずっと前から頼まれている
- 僕の家から歩いて1分
- 線路脇
- 築年数不明(70年以上)
- 家の前の道は車入れない
- 売主さんのお母さんが住んでいたが他界して今は空家
信じられない思いで生唾を飲みました(ごくり…)
その日は不動産屋さんの都合が合わないので後日内見の予定を決めましょうということになり、帰りました
不動産屋さん
不動産屋さんから出た時は心臓がバクバクいってました
本当は午後も不動産屋を回ろうと思っていたんですが、まったくそんな気になりませんでした
「今すぐ外観を見たい!」
あっという間に家に到着
家から物件に歩いて向かいます
もらった地図を手に向かった先は自分が存在に気がついてなかった家でした
イカさん
それまで僕が見てきた激安築古戸建とはぜんぜん違う空気感でした
ポチャナンダ
それを見て思いました
イカさん
こうして僕は運命の物件に出会ったのです
ポチャナンダ
デブッダ
物件購入が決まるまで
不動産屋から連絡が来ない…
物件の外観を見てからは内見する日を楽しみにしていました
イカさん
3日経っても来ません
イカさん
1週間経っても来ません
イカさん
ネガティブな妄想が頭をかけめぐります
精神衛生上よくありません
イカさん
仕方がないので電話をかけました
あのときの担当者さんに繋がりました
不動産屋さん
それから1週間経ちました
イカさん
仕方ないのでふたたびこちらから電話
「あの〜、その後お仕事の状況はいかがでしょうか?」
不動産屋さん
けっきょく内見まで3週間も待ちました
とても感じのいい人なのに電話はくれないんですよね
もしかしたら2面性がある人なのかな?とか邪推したり…
とにかくこうしてようやく内見となったのです
デブッダ
登記簿謄本を自分で取り寄せてみた
3週間待っていた間にやったことがありました
それが登記簿謄本を法務局で取ってみること
登記簿には土地や建物の持ち主の歴史がすべて載っています
- 誰がいつ頃買ったり相続した物件なのか
- どんな種類の土地なのか?(宅地・農地など)
- どのくらいの広さなのか
- どんな建物が経っているのか
などなど
ポチャナンダ
登記簿を見れば現在の持ち主がわかります
持ち主の住所もわかります
もし空家を見つけて持ち主と直接話をすることができれば、不動産屋を介さずに直接売買することも場合によっては可能なわけです
イカさん
でも将来はやるかもしれない
だからまずは
- 登記簿を取り寄せる
- 読み方を知る
これだけでも前進してみようと思ったのでした
ポチャナンダ
結果的にはこれは大正解でした
内見に行く前に目的の物件だけでなく、その周りの空家っぽい家の情報も見ることができたため、ご近所さんといろいろ話すことができたのです
近所のおばあさん
イカさん
近所のおばあさん
という感じでその土地と家の歴史をご近所さんに教わったり、周りの空き地の歴史についても色々聞くことができました
ポチャナンダ
法務局で取り寄せると土地・建物それぞれ650円ずつかかりますし、交通費もかかりますが、ネットならもっと安く取り寄せられるようです
デブッダ
内見でちょっとした失敗をする
内見の日がやってきました
奥さんも一緒に来てくれるというので同行
たまたま朝エリックからLINEが来ました
エリック
イカさん
エリック
というわけでエリックも同行
- 水平器
- メジャー
- 強力ペンライト
を携えていざ出陣!
不動産屋さん
いつもの穏やかな笑顔でお出迎えしてくれました
イカさん
入ってみると古いながらもいい状態でした
- 残置物ほとんどなし
- 畳キレイ
- ふすまや障子、窓はスムーズに開く
10年前まで売主さんのお母さんが住んでいたそうですが、住まなくなったあとも定期的に来ては空気を入れて家が傷まないようにしていたそうです
「素敵な物件だ…」
そう思った僕は物件の購入価格を伝えるべきだろうと思いました
しかし、奥さんとエリックがいる前で価格の話をするのはなんか気が引けてしまい、
イカさん
と言ってしまったのです
不動産屋さんと別れてからエリックに聞きました
「価格の話、あの場所でしたほうがよかったかなぁ?」
何度も手間とらすの悪いもん!
エリック
やっぱりそうか!しまった!やってしまった!
あわてて不動産屋さんを追いかけましたがすでに車で会社に戻ってしまったあとでした
すぐに会社に電話して「〇〇さんが戻ってきたらご連絡いただいてもいいですか?」とお願いしました
そしてついに担当者さんから着信あり!
ポチャナンダ
「あのあと妻と相談しました。〇〇円で売主さんに聞いてもらってもいいですか?」
不動産屋さん
この時は本当にホッとしました
とりあえずまた一歩前進
ふたたび不動産屋さんからの連絡を待つことになりました
売主さんにOKをもらう
希望価格を伝えてからの日々はずっとドキドキしていました
イカさん
そんな気持ちでした
そして1日が経ち、3日が経ち、1週間が経ちました
イカさん
OKがもらえたらなら連絡あってもおかしくないですもんね
しかたがないのでふたたび電話
トゥルルルル、トゥルルルル♪
不動産屋さん
イカさん
不動産屋さん
イカさん
不動産屋さん
イカさん
イカさん
まさかこんなにすんなり価格交渉がうまくいくとは思っていなかったのでビックリしました
電話を切ったあともなかなか現実とは思えませんでした
でも事実は事実。希望価格+10万円で売ってもらえることになったのです
ポチャナンダ
デブッダ
建物が他人名義?
売主さんに不動産屋さんが購入価格の確認を取ってくれるまで再び待ちます
しかしまたもや連絡が来ません…
エリックから言われていました
売ることを周りの人に話したら止められたり入れ知恵されることがあるから!
エリック
イカさん
嫌な予感がします
1週間経ったのでまた電話しました
「あの〜、売主さんのOKでましたか?」
不動産屋さん
目の前が真っ暗になりました
さすがにこれは無理かもしれないと思いました
1週間経っても連絡がありません
今までだったら電話してますが、状況が好転する気がしなかったので連絡する気にもなりませんでした
結構落ち込みました
そして1週間経った時思いました
イカさん
前向きな気持ちになったので、もう一度不動産屋を回ることにしました
まずは前回寄った不動産屋さんにあいさつ
「また物件出てきたら教えて下さいね〜!」と言って出る
その次は例の不動産屋へ
あの物件はダメだったけど別の物件が出ているかもしれないと思ったのです
イカさん
不動産屋さん
信じられない思いでした。
諦めて前向きになったとたんに、ダメだと思った状況が好転するなんて…
ポチャナンダ
デブッダ
契約して不動産登記が終わるまで
重要事項説明を2時間受ける
不動産屋さんが契約書の作るのに約1週間
書類の作成が終わったと連絡があったので奥さんと不動産屋へ赴きます
不動産屋さん
契約すると思っていたので驚きました
イカさん
実は不動産屋で物件契約する前に「重要事項説明」という物件に関する詳細な説明書を宅地建物取引責任者(宅建)の資格を持った人と一緒に読み合わせする必要があるそうなんです
その説明を聞いた上で納得できたら契約・入金という流れ
その説明の際に、この物件は隣の家との境界が曖昧だと言われました
ポチャナンダ
なので、暫定的に杭を打ち、そこを仮の境界線とすることを覚書にして売主さんとお隣さんでサインする必要があると言われました
こういう境界の問題をハッキリさせておかないと後々のトラブルになるそうなのです
デブッダ
そうなんです。ものすごく丁寧な対応にびっくりしました
非常に低価格での取引なので、不動産屋さんに入る仲介手数料は売り主・買い主両方から頂いても大した額にはなりません
丁寧に仕事しようが適当に仕事しようが報酬は一緒
なのに高い物件の取引と同様の対応をしてくれたのです
ありがたくて涙が出そうでした
後日売主さんがお隣さんのところへ行き、覚書にサインをもらってきてくれました
イカさん
契約と入金
1週間後、もう一度不動産屋へ行き、契約しました
前回重要事項説明を受けているので、この時はあっという間
- 契約書にハンコを押して
- お金を渡して
- 鍵を受け取る
わずか20分くらい
帰る時は車まで見送りに来てくれて挨拶してくれました
不動産屋さん
こちらのほうがありがとうございますという気持ちでした
心の芯まで温かい気持ちになりました
デブッダ
ポチャナンダ
自分で法務局で所有者移転登記をする
契約をして入金をしたので、法律上の所有権は僕に移りました
でも外部に対して「この土地はイカさんの土地ですよ」と分かるようにする必要があります
ポチャナンダ
一般には不動産屋さんが司法書士に依頼してやってもらう手続きです
司法書士にお願いすると3〜5万くらい手数料が取られますが、自分でやれば費用はかかりません
なので潤沢な資金があるわけではない僕は契約前に不動産屋さんに聞いてみました
イカさん
不動産屋さん
自分で調べるつもりでいたのでまたもやビックリしました
ポチャナンダ
移転登記にはざっくり言うとこれらの書類が必要です
- 申請書
- 登記原因情報証明
- 委任状(売り主本人が登記しない場合)
ぜんぶA4のペライチ。すべてネットにテンプレートがあります
申請書の中に固定資産評価額を記入するところがあるので、固定資産評価証明書というのを市役所でもらう必要もあります
- 不動産の権利書
- 売り主の印鑑証明
- 買い主の住民票
これらを揃えたら
- 法務局へ行く
- 登録免許税を払って印紙をもらう
- 印紙を申請書に貼り付ける
- 書類を窓口に提出
これだけです
ポチャナンダ
デブッダ
何事もなければ約1週間後に登記が完了しているので、
- 印鑑
- 身分証明書
- 申請内容を記載した紙(申請したときに渡される)
を持って法務局に行けば権利書がもらえるそうです
イカさん
家族三人で家の中に入る
契約が完了し、自分の家となった物件に娘と奥さんと3人で行きました
娘は大はしゃぎ!
娘
暖かな日差しが庭と玄関に降り注ぎ、家が70歳を超えるおじいちゃんのように語りかけてくるようでした
家じいさん
DIYでキレイにして素敵な瞑想カフェにするぞ!
いかがでしたでしょうか?
これが僕が初めての家を買うまでの話です
買うまでも大変でしたけど、買ってからも大変でした(笑)
でも素敵な不動産屋さんと出会うことができ、思い出深い経験をすることができました
これも僕の人生の素敵な思い出として残っていくと思います
ポチャナンダ
まずは家をキレイに直そうと思っています
ガタが来ているところは直し、古くなった設備は新しいものに取り替える
瞑想カフェにしようと思っているので、訪れる人たちがくつろげるような空間を目指します
ポチャナンダ
しますよ
YouTubeをメインに家がキレイになっていく様子を発信しようと思っています
- 自分で家を直してみたい人
- 古民家カフェをやってみたい人
- このお家を見に来たい人
はぜひ見に来てください
今年同様に来年ものんびり家を直しながら暮らしていると思います
いきなりいらっしゃると僕もビックリするし、近所の人も不審に思っちゃうのでツイッターかなんかでご一報いただければと思います
イカさん
じゃ今回の記事はここまで!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
デブッダ
物件の探し方についてエリックのYouTubeで対談しました
この記事で書かなかったことについても話しているので、「私も家買ってみたいな・探してみようかな」と思ったなら見てみてください
ポチャナンダ
イカさん
イカさん、エリック不動産を見て存在を存じ上げておりました。今日上がった動画でブログのを知りました。優しそうな人柄が現れているブログですね。私も投資するかはわかりませんがdiyに最近とても興味を持ちました。ブログやYouTubeを参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願い致します。Twitterはやっておられますか?
ノブアキさん、最後までお読みいただきありがとうございました。DIYに興味を持たれんたんですね。ぜひやってみてください。物の持つエネルギーと対話しているようで楽しいです。ツイッターもやってます。@hiroakiokmtです。ぜひ見てみてください
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