ポリアモリーとの出会い – 複数の人と付き合うって良くないことなんだろうか?

 

先日、自宅近くのシェアハウスにゲストが来たので飲みに行った

 

ゲストは画家・棚村彩加 @Keko_Art

 

今年の春、山梨県都留市で開かれたいなフリに参加し、期間中に書いたブログ記事がバズりまくり、またたく間にSNS上のインフルエンサーになった20代の女の子だ

 

バズった記事:東京藝術大学の学生生活は本当に病むから気をつけた方がいい

1ヶ月で45万PV、ツイッター14000RT、22000いいね

 

すごくきれいな絵を書くし、バズった記事もマジメだったから透明感のある子なのかと思ってたら、いい意味で裏切られた

すばらしく変人だった

 

画家 棚村彩加

そのすべてが彼女のブログのプロフィールページに詰まっている

 

顔面で音楽を奏でる?

 

正月の2日間、外で寝正月?

 

4日間オリの中で餌をねだって生活?

 

バズるべくしてバズった人なんだなと思った

 

彼女を迎えて変わり者ブロガー5人で話していたら性や男女関係の話になり、

性やパートナーシップの常識が窮屈で仕方がなかった僕の心をだいぶ癒やしてくれたので、

今日はその時の話をしようと思います

 

変わり者ブロガーたちのセクシャリティ

この夜集まった残り3人のブロガーたちをまずは紹介したい

社会派エロブロガー・カルロス

社会派ブロガーエロブロガーという両面をバランスよく生かして独自の世界を生きる男

 

フリー素材モデルをやっていたりもする

 

他にもネタは満載なのだけど、今回のこの記事でフィーチャーすべきは、

カルロスが「膣内射精障害」という謎の障害を持っていることだろう

オナニーでは射精できるのにセックスでは射精できないということらしい

 

彼の一風変わったセクシャリティはこの膣内射精障害から来ているように思える

 

ハイパー怪談クリエイター・ナナシロ

 

カルロスが濃すぎるので、他が薄く感じてしまうかもしれないけど、

どっこいこの人ナナシロさんも濃すぎるくらい濃い

 

基本的にはクリエイターなのだけど、

デザインコーディングプログラミング動画もかなり高いレベルでできるというマルチな才能がありつつ、

それらを教えるのも天才的にうまい

 

この記事なんか神がかってる

 

クリエイターとしてもとんでもないのだけど、

ナナシロさんにはもう一つ別の顔がある

プロの怪談師

 

クリエイターとしてなかなか食えなかった時に「よし!今日から俺はプロの怪談師になる!」と宣言し、

その場(居酒屋)でお客のおっちゃんを捕まえて、「怖い話するんで2000円で買ってください!」と言ったら売れてしまったというのが始まりらしい

 

今では人気YouTubeチャンネルを持ち、

 

怪談バトルにも出場

お笑い芸人たちをかき分けて上位に入るという腕前だ

 

彼のこのクリエイティビティを生み出しているのはやはり一風変わったセクシャリティな気がしてる

恋愛対象は基本的には女性なのだけど、男性に性欲を感じることもあるし、手足を失った人に性欲を感じることもあるそうだ

 

LGBTエッセイスト・れいじ

 

LGBTという言葉を知ったのは今年の春だった

L:レズビアン

G:ゲイ

B:バイセクシャル

T:トランスジェンダー

これらの性的マイノリティの総称として最近生まれた言葉らしい

 

れいじはその中のトランスジェンダーというカテゴリに属する

身体は女性だけど、中身は男でも女でもない

中性という感覚らしい

 

「身体と心の性別が合ってないというのはどういう感覚なのだろう?」と思っていたけど、

れいじの書いたこの記事を読んだらだいぶ理解できた

 

 

ものすごくシンプルに言えば、

「男なのに女物の服を着させられている」
「女なのに男物の服を着させられている」

ということらしい

しかも脱ぐことができない服を

 

れいじは胸を小さくする手術を受けた時、それまで持っていた違和感が減ったようだ

違和感がなくなりラクに生きられるなら、やったほうがいい手術なんだろうなって思った

 

添い寝サービス?

・画家・棚村の奔放な恋愛事情から話は始まり、

・カルロスの大変すぎる出会って0日結婚の顛末や、

婚約者がいながらも彼女もいるナナシロさんの自由な男女関係などの話が続き、

・最後はれいじがサポートすることになったという添い寝サービスの話になった

 

 

「社会的に意義があることだと思う」by れいじ

「添い寝のお店で働いたことあるんだけど、性的なサービスに持ちこもうとする客がいる」by 画家・棚村

「添い寝なんてしたらヤりたくなっちゃうでしょ!」by カルロス

「俺は個人的に添い寝サービスやってるけど、朝まで添い寝しながら話し続けるだけでヤらないよ」by ナナシロさん

 

ハグの必要性

 

話を聞いていて思い当たることがあった

それはハグ

 

金谷に通うようになってからハグすることが増えた

まるで外国にいるときにように再会すればハグし、旅立ちのときもハグする

日本人なのに妙に自然なのは、海外経験の多い人が集まっているからだろうと思う

今では再会でも旅立ちでもないのに「ハグして」と言われることもある

 

なんとなく昔から感じていたことなんだけど、特に女性にはスキンシップが大切なように思う

男はすぐにヤりたがるけど、女の子が求めてるのはどちらかといえばスキンシップ

肉体的な快楽よりも一体感が欲しいのであって、挿入を求めているわけではない気がする

 

そんな話をしたら画家・棚村が「分かる!」と言っていた

 

性の話をタブー視しない環境の居心地の良さ

 

彼らと男女関係や性に対する考え方を話している間、僕は妙にホッとした気持ちがしていた

「こうじゃなきゃいけない」という常識からは少し外れた人達だったからだろうと思う

 

この夜と似たような「なんだかホッとする夜」が少し前にもあった

その時にはオープンに性を語れる女の子がいた

女性のオナニーの話も出た

 

ちょっと過激だとは思ったけど、

「女の子だってオナニーしたっていいよな」

「だって人間だもん」

って言葉が僕の中でうずまいていた

 

下品に性を語るのは好きじゃないけど、当たり前の生理現象として性を語るのはアリだと思う

むやみに人の性欲を煽るメディアは好ましく思わないけど、アートとしての性や裸体は美しくていいと思う

 

モノガミー規範という常識への疑問

人間なんだから欲望があって当たり前

性欲という人間なら持っていて当たり前のものを忌むべきもののように扱うのはずっと違和感があった

 

それと同時に最近違和感を感じていることがある

一人の人としか付き合っちゃいけないという考え方だ(モノガミー規範)

 

一人の人にしか愛せないってそもそもおかしな気がするのだ

だって一人目の子供が生まれて愛していたのに、二人目の子供が生まれたら一人目の子供への愛情はなくなる?

子供全員を愛することができるように、たくさんの人を愛することだって人間は可能なはずだ

 

以前僕は奥さんに言ったことがある

「もしかしたら俺、将来他の人を好きになることもかもしれない」

「その時は見守ってて欲しい」

「逆に(奥さん)に好きな人ができた時は見守りたいと思うし、隠さなくていい」

 

その言葉は長いこと彼女の中に突き刺さっていたらしい

「ずっと引っかかってる」と言われたことがある

 

でも今でも思いは変わらない

人間だから、人を好きになる可能性はゼロじゃない

その時の気持ちをちゃんと表現したほうが自然だし、精神衛生上健康的だと思う

 

もし奥さんに好きな人ができて、デートしたいと思った時、我慢するよりデートして幸せな気持ちを味わって欲しい

相手の幸せを願うこと

愛ってそういうもんなんじゃないかと思う

 

ポリアモリーという考え方との出会い

「相手の幸せを願うなら、相手に恋人ができてもかまわない」

「むしろ共存したい」

 

こういう考え方を僕は持っているわけだけど、いわゆる常識的な考え方ではないと思う

 

でも最近、社会派エロブロガー・カルロスを通じて「ポリアモリー」という言葉を知った

交際相手を一人だけに限定にせず、交際相手もそのことを認めている恋愛関係のこと

 

もし好きな人ができたら、パートナーに隠すのではなく、パートナーに伝えるの人達

浮気ではなく、パートナーの幸せな時間が増えたと考える人達

 

僕のような考え方を持っている人達が他にもいるのだと分かってちょっと嬉しかった

 

今週末、ポリアモリーで有名なきのコさんを金谷に招いてトークセッションが開催される

カルロスが企画した

 

このイベントでどんな話が聞けるのか楽しみだ

 

さいごに

今まで彼女や奥さん以外のパートナーを持つことに倫理的な抵抗感があったから行動に移したことはなかったけど、ずっと変なマインドブロックだと思ってた

 

「どうして一人としかつきあっちゃいけないんだろう?」

「『この人ともっと話したい』という気持ちをどうして抑えなきゃいけないんだろう?」

「そういう気持ちを抑えることにどれほどプラスの意味があるんだろう?」

 

本当は捨てていい倫理観だと分かっているのに捨てられないのは、回りの人達が既存の倫理観ベースで生きているからだと思う

常識が変わり、人々の考え方が変われば今のような葛藤はなくなるはずだ

 

今の時代の恋愛や結婚の常識に疑問があるなら、ポリアモリーという言葉にアンテナを張ってみるといいかもしれない