ポリアモリーとの出会い – 複数の人と付き合うって良くないことなんだろうか?

 

先日、自宅近くのシェアハウスにゲストが来たので飲みに行った。

ゲストは画家・棚村彩加 @Keko_Art

今年の春、はじめたばかりのブログ記事がバズりまくり、またたく間にSNS上のインフルエンサーになった女の子だ。

バズった記事:東京藝術大学の学生生活は本当に病むから気をつけた方がいい

1ヶ月で45万PV、ツイッター14000RT、22000いいね

 

すごくきれいな絵を書くし、バズった記事もマジメ。

透明感のある子なのかと思っていたがすばらしく変人だった。

興味のある人は彼女のプロフィールを見てみてほしい。

 

彼女を迎えて変わり者ブロガー5人で話していたら性や男女関係の話になった。

彼らとの話は性やパートナーシップの常識が窮屈で仕方がなかった僕の心をだいぶ癒やしてくれた。

 

ポリアモリーという最近注目されている複数恋愛の話も出てきた。

 

この記事では

  • 変人ブロガーたちと話したこと
  • 1人の人と付き合うモノガミーという考え方への違和感
  • ポリアモリーという考え方との出会い

について書いてみようと思う。

変わり者ブロガーたちのセクシャリティ

この夜集まった残り3人のブロガーたちをまずは紹介したい。

社会派エロブロガー・カルロス

社会派ブロガーエロブロガーという両面をバランスよく生かして独自の世界を生きる男。

 

フリー素材モデルをやっていたりもする。

 

他にもネタは満載なのだけど、今回のこの記事でフィーチャーすべきは、カルロスが「膣内射精障害」という謎の障害を持っていることだろう。

オナニーでは射精できるのにセックスでは射精できないということらしい。

彼の一風変わったセクシャリティはこの膣内射精障害から来ているように思える。

ハイパー怪談クリエイター・ナナシロ

 

カルロスが濃すぎるので、他が薄く感じてしまうかもしれないけど、この人ナナシロさんもカルロスと同じくらい濃い。

デザインコーディングプログラミング動画などを高いレベルでこなすできるという変態的なマルチクリエイターだ。

 

クリエイターとしてもとんでもないのだけど、ナナシロさんにはもう一つ別の顔がある。

プロの怪談師。

 

クリエイターとしてなかなか食えなかった頃、「よし!今日から俺はプロの怪談師になる!」と宣言。

その場(居酒屋)にいたお客のおっちゃんを捕まえて、「怖い話するんで2000円で買ってください!」と言ったら売れてしまったというのが始まりらしい。

 

今では人気YouTubeチャンネルを持ち、

 

怪談バトルにも出場。

お笑い芸人たちをかき分けて上位に入るという腕前だ。

 

彼のこのクリエイティビティを生み出しているのもやはり一風変わったセクシャリティな気がしてる。

恋愛対象は基本的には女性なのだけど、男性に性欲を感じることもあるし、手足を失った人に性欲を感じることもあるそうだ。

LGBTエッセイスト・れいじ

 

僕がLGBTという言葉を知ったのは今年の春だった。

L:レズビアン

G:ゲイ

B:バイセクシャル

T:トランスジェンダー

これらの性的マイノリティの総称として最近生まれた言葉らしい。

 

れいじはその中のトランスジェンダーというカテゴリに属する。

身体は女性だけど、中身は男でも女でもない。

中性という感覚らしい。

 

「身体と心の性別が合ってないというのはどういう感覚なのだろう?」と思っていたけど、れいじの書いたこの記事を読んだらだいぶ理解できた。

 

この記事によれば、身体と心の性別が合ってないという状態はものすごくシンプルに言うとこういうことらしい。

「男なのに女物の服を着させられている」

「女なのに男物の服を着させられている」

しかも脱ぐことができない服を。

 

れいじは今年、胸を小さくする手術を受けた。

その結果、それまで持っていた違和感が減ったようだ

違和感がなくなりラクに生きられるなら、やったほうがいい手術なんだろうなと思った。

添い寝サービス?

  • 棚村彩加の奔放な恋愛事情
  • カルロスの大変すぎる出会って0日結婚の顛末
  • 婚約者がいながらも彼女もいるナナシロさんの自由な男女関係

という話が続き、

最後はれいじがサポートすることになったという添い寝サービスの話になった。

 

その場にいたブロガーたちの見解がまたバラエティーに富んでいて笑える。

「社会的に意義があることだと思う」by れいじ

 

「添い寝のお店で働いたことあるんだけど、性的なサービスに持ちこもうとする客がいる」by 画家・棚村

 

「添い寝なんてしたらヤりたくなっちゃうでしょ!」by カルロス

 

「俺は個人的に添い寝サービスやってるけど、朝まで添い寝しながら話し続けるだけでヤらないよ」by ナナシロさん




性の話をタブー視しない環境の居心地の良さ

 

彼らと男女関係や性に対する考え方を話している間、僕は妙にホッとした気持ちがしていた。

「こうじゃなきゃいけない」という常識からは外れた人達だからだろう。

 

この夜と似たような「なんだかホッとする夜」が少し前にもあった。

その時にはオープンに性を語れる女の子がいた。

女性のオナニーの話も出た。

 

ちょっと過激だとは思ったけど、

「女の子だってオナニーしたっていいよな」

 

「だって人間だもん」

って言葉が僕の中でうずまいていた。

モノガミー規範という常識への疑問

人間なんだから欲望があって当たり前。

性欲という人間なら持っていて当たり前のものをタブー視する風潮にずっと違和感があった。

 

それと同時に最近違和感を感じていることがある。

一人の人としか付き合っちゃいけないという考え方だ。

専門用語でモノガミー規範とも言うらしい。

 

一人の人にしか愛せないってそもそもおかしな気がするのだ。

一人目の子供が生まれて愛していたのに、二人目の子供が生まれたら一人目の子供への愛情はなくなるだろうか?

子供全員を愛することができるように、たくさんの人を愛することだって人間は可能なはずだ。

 

以前僕は奥さんに言ったことがある。

「もしかしたら俺、将来他の人を好きになることもかもしれない」

 

「その時は見守ってて欲しい」

 

「逆に君に好きな人ができた時は見守りたいと思うし、隠さなくていい」

その言葉は長いこと彼女の中に突き刺さっていたらしい。

 

でも今でも思いは変わらない。

人間だから、人を好きになる可能性はゼロじゃない。

その時の気持ちをちゃんと表現したほうが自然だし、精神衛生にも良いと思う。

実際言えるのかどうかはその時にならないとわからないけど。

ポリアモリーという考え方との出会い

「相手の幸せを願うなら、相手に恋人ができてもかまわない」

 

「むしろ共存したい」

こういう考え方を僕は持っているわけだけど、当然ながらいわゆる常識的な考え方ではない。

 

でも最近、社会派エロブロガー・カルロスを通じて「ポリアモリー」という言葉を知った。

交際相手を一人だけに限定にせず、交際相手もそのことを認めている恋愛関係のこと

もし好きな人ができたら、パートナーに隠すのではなく、パートナーに伝える

 

浮気ではなく、パートナーの幸せな時間が増えたと考える

これがポリアモリーという人たちの考え方らしい。

僕の考えはこの人達と同じ考えであったので、自分はこのカテゴリーの人間なのかもしれない。

 

そんなポリアモリーの実践者として有名な人がいる。

きのコさん。

彼女を僕の住む町に招いてトークセッションが開催される。

社会派エロブロガー・カルロスが企画した。

初めて会うポリアモリーの実践者。

このイベントでどんな話が聞けるのか楽しみだ。



さいごに

彼女や奥さん以外のパートナーを持つことに倫理的な抵抗感がずっとあった。

だから行動に移したことはなかったけれど、ずっと変なマインドブロックだと思っていた。

「どうして一人としかつきあっちゃいけないんだろう?」

 

「『この人ともっと話したい』という気持ちをどうして抑えなきゃいけないんだろう?」

 

「そういう気持ちを抑えることにどれほどプラスの意味があるんだろう?」

本当は捨てていい倫理観だと分かっているのに捨てられないのは、回りの人達が既存の倫理観ベースで生きているからだと思う。

常識が変わり、人々の考え方が変われば今のような葛藤はなくなるはずだ。

 

LGBTが時間とともに社会の中で一般化したようにポリアモリーが一般化する時代も近い気がする。