僕は死ぬ時、奥さんにどんな気持ちで感謝の気持ちを伝えるんだろう?

 

最近”お父さん感”が出てきたらしい。

3年前39歳で父になったから、お父さんであることは間違いないのだけど、今いるコワーキングスペースでもお父さんポジションになりつつある。

 

ずっと子供っぽくて、いつになっても実年齢よりも年下に見られていた僕がそんな風になるなんて不思議な気持ちだ。

 

今日はコワーキングスペースの仲間とのバスケの日。

ちょっと早めに上がらせてもらってシャワーを浴び、外でタバコをふかしながら海風に当たっていたら、奥さんのことを考えていた。

 

彼女とは僕が30歳だった時に付き合い始めた。

ホテルの配膳のバイトをしていたときの同僚で、めちゃくちゃキャリアの長い先輩だった。

そんな彼女と付き合い始め、彼女の住んでいた横浜のアパートに転がり込み、9年の同棲生活を経て、39歳の時に結婚し、すぐに子供を授かった。

「もう12年も一緒にいるのか…」

そう思ったら不思議な気持ちになった。

 

もちろん死ぬ時まで一緒に暮らしていくのだろうと思う。

死ぬ時どんな状態なんだろう?と想像したら、その場には彼女はいた。

僕は死を目前にしていて、彼女は僕を見ている。

きっと素直な気持ちで感謝を伝えるのだろう。

ずっと僕はいろんなことに挑戦してはうまくいかず、その間不安定なことが多かったから、生活的には豊かとは言えない状態でずっと暮らしてきた。

ぼんやりと思うのだけど、これからもそれほど変わらない気がする。

お金を稼ぐことを優先できない僕のこの性格が変わるとも思えない。

それでもずっと一緒にいてくれる気がする。

感謝以外の気持ちは湧かないだろう。

 

そんな風に思ったら、できれば僕の方が早く死にたいものだと思った。

老夫婦が「自分の方が早く死ぬからね」って言う話を聞いたことがあるけれども、とても自然なことのように思えた。

きっと彼女も同じことを思っているに違いない。というかそんなことをだいぶ昔に話していたことがある。僕はその時は幼くて、そんな気持ちにはなれなかったのだけど。

 

僕は何歳まで生きるのだろう?

平均寿命は伸びている。

今の日本人はそう簡単には死なない気がする。

ある程度節度のある暮らしをしていれば、普通に80歳以上まで生きると思う。

そう考えると、残り40年もある。

まだ人生の半分しか生きてないのだ。

 

オギャーっと母親の胎内から生まれて今まで過ごしてきた時間と同じ分量の時間が残されている。

ものすごいボリューム感だ。

それほど多くの時間を今の能力、今の考え方、今の経験をもとに過ごしていくことができる。

そう考えたらなんだかワクワクしてきた。

 

残り時間何をしよう?

思い切り生きるのに十分な時間をどれだけ濃く生きられるだろう?

結局僕の場合、人生の濃さは周りの人たちとどれだけ幸せな時間を過ごせるかで決まると思う。

人と笑い合っている時、時間の価値が猛烈に上がっているように思う。ものすごく濃くて味わい深い時間に感じる。

そんな時間がずっと続けば、いつだって死んでいいと思えるに違いない。

 

人と共に生きていこうと思う。

家族、友人たちとどれだけ濃い時間を過ごしていけるか。

そこにフォーカスし続けてこれからも生きていきたい。

 

 

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