野宿お遍路の前哨戦に持っていった装備・足りなかった装備

房総半島を裸足で横断してきました。

かかった時間は2日半

明日から始まる歩きお遍路1200kmの前哨戦です。

 

前哨戦をやっておこうと思った動機は2つ。

 動機1:足裏の強度チェック

今回のお遍路は裸足でチャレンジしようと思っています。

その準備として先日三浦半島を50km歩いてきたのですが、17km地点で痛さの限界。

サンダルを履きました。

あれから1週間、毎日10~15kmほど裸足で歩き足裏を強化してきたので、果たしてどのくらいまで耐えられるのか試したかったのです。

 

動機2.装備チェック

いきなり四国に行って、あれも足りない、これも足りないとなったら大変。

旅に集中できません。

なので現時点で自分が用意している装備で大丈夫なのか知りたかった。

これが2つめの理由です。

 

野宿旅は10年ぶりでした。

今の奥さん(当時の彼女)と沖縄本島1周300kmを歩いて以来です。

あの時も野宿場所を探すのに毎日ドキドキしていましたが、今回もドキドキでした。

1日目は公民館の前で、2日目はコンビニの前で野宿しました。

 

そして3日後ついに目的地に到着。

なんとか裸足で完走。

真夏に裸足は本当にキツかったです。

 

足りない装備がありました。

持っていって助かったものもありました。

おかげでお遍路に何が必要かよくわかりました。

 

今回はお遍路の前哨戦に持っていった装備についてお話します。

持って行って良かったもの

ありがたかった順で紹介していきます。

最初の方のアイテムは本当に持っていってよかったものです。

エマージェンシーシート

 

これは本当に入れておいてよかったです!

その名の通り、非常時のためにカバンに忍ばせておくためのものです。

寝袋サイズの袋になっていて、寝袋だけでは寒さがしのげそうにない時に体を包みます。

 

今回の3日間、雨は降るし夏なのに極端に寒いわで大変でした。

寝てる時も寝袋では寒くてたまらず、起きている時も寒かったです。

でもこのエマージェンシーシートがあったから助かりました。

寝ている時は寝袋を包み、歩いている間はレインジャケットの下に巻いていました。

 

お遍路では山の中を歩くこともありますし、予期しない気温になることもあるでしょう。

でもこれがあれば命の危険から身を守ってくれると思います。

軽いしスペースは取らないので必ず持っていきましょう!

お遍路後に追記

お遍路では雨の日に寝袋を濡らさないために使いました。

おかげで台風が近づいて雨の日が続いた時も濡れた寝袋で寝る羽目にならずに済みました。

ヘッドライト

野宿する時に手元を照らすのに便利なグッズです。

でもそれだけなら2番目に紹介しません。

なんといってもこれはありがたかった順ですから。

 

どうして2番目にありがたかったのかというと、、、

恐怖の狭いトンネル対策になったのです。

今回歩いた国道や県道には歩行者が通ることを想定していないトンネルがいくつもありました。

トンネルの入り口に「歩行者・自転車に注意!」と看板がついていても車はかまわず猛スピードで走ります。

しかもトンネルの幅が車の幅ギリギリしかないのです。

 

そんな狭いトンネルを時速50km/60kmのトラックが走り抜けることもありました。

その恐怖たるや半端じゃありませんでした。

なにせ人が歩くことなどほとんどない道です。

ドライバーも人がいることなど想像もしていません。

ここ、相当歩行者死んでるだろうな…

そう思った時思い出したのがヘッドライトでした。

手に持って点滅モードにし、車にはっきり見えるようにしました。

 

トラックには何度かクラクションを鳴らされましたが、なんとか合計3本のトンネルを越えることができました。

自分の命を守るため、必ず持っていきましょう!

お遍路後に追記

四国ではこのような極端に狭いトンネルはありませんでした。野宿するならヘッドライトは必要ですが、トンネルの心配は必要ありません。

断熱マット

 

夏の野宿はやったことがなかったので、必要なのか分からないなぁと思いつつも、

「まぁそんなに重いものじゃないからいいか!」と思って詰めておいたものです。

持っていって本当によかった。

これがなかったら野宿は不可能でした。

 

野宿だけでなく、休憩時にも活躍しました。

コンビニで休憩するとき、地面に直に座ると固くて疲れます。

そんな時にこのマットを敷くと暖かいし、柔らかいし最高なのです。

お遍路後に追記

四国では山の中での休憩にも活躍しました。

特に雨が降ったあとなどは休憩できる場所が限られ、必要以上に消耗します。

でもこのマットがあれば休憩場所の可能性が広がるので持っていくと安心です。

寝袋

野宿するなら必須の一品です。

絶対に持っていきましょう。

 

ここで注目すべきは写真の下に写っている寝袋を入れている黒い袋です。

コンプレッションバッグといいます。

こいつが優れものなのです。

 

寝袋の付属品としてついてくる袋は寝袋の大きさにピッタリに作られています。

そのため入れるのが非常にめんどくさい!

 

ところがこのコンプレッションバッグは適当に詰め込めるのです。

適当に詰め込んだあとでバッグについたヒモを締め込むとコンパクトにまとまります。

これがあれば寝袋の収納が驚くほどラクになるので、こいつはマジでオススメです!

MEMO

ちなみに写真に写っている僕のやつはMサイズ。春秋用の寝袋にバッチリ。Lサイズも持ってますが、真冬用の寝袋向きです。

ゴアテックスのレインジャケット

これも寝袋と同じで必須アイテムですね。

少し高いですがゴアテックス素材のものにしたほうが蒸れずに快適に使えます。

お遍路後に追記

写真のゴアテックスジャケットは古かったため、お遍路中に裏のシールが剥がれてダメになりました。

困ったなぁと思っていたのですが、現地(高知)でとても良い情報をもらいました。

作業服の総合店舗(全国だとワークマンが有名。高知だとワークウェイ)ではゴアテックスのジャケットが格安で売ってます。

※1万円くらい

もしお遍路中に雨具がダメになったら、アウトドアショップではなくワークウェイに行くといいですよ。

(そもそもお遍路のルートにはアウトドア用品が売っている店がないのですが…)

速乾タオル

これは想像以上に重宝します。

普通のタオルより乾くのが早いのです。

雨で濡れたものをサッと拭いて、あとはバッグの上にかけておけばすぐに乾きます。

濡れたタオルは重いので、1枚あると便利です。

折り畳み傘

キュレーターの佐々木俊尚さんがオススメしていたモンベルの折り畳み傘。

使ってみたら素晴らしかった!

とにかく軽い!

撥水性がいい!

持っていて安定感がある!

夏の日の雨でレインジャケット着たら暑いですからね。

きっと四国では大活躍するだろうと思っています。

お遍路後に追記

お遍路ではほぼ使いませんでした。

菅笠が邪魔で傘を差せないのです。

お遍路中は折り畳み傘は不要。ちょっとした雨は菅笠で十分。本格的に降ってきたらレインジャケットで対応するのがいいです。

大きいスタッフバッグと小さいスタッフバッグ

カバンの中から欲しいものをすぐに取り出せるようにするための工夫です。

大きめの荷物は大きなスタッフバッグに。

小物は小さなスタッフバッグに入れています。

荷物の取り出しがラクだと快適ですよ。

軍手

これは現地調達しました。

レインウエアを着ても、エマージェンシーシートを巻いても、まだ寒い。

そんな時にコンビニで軍手を見つけ、これだ!と思いました。

 

90円くらい。

軍手をつけてからは寒さを感じずに歩くことができました。

手の甲から奪われる熱は意外とスゴイです。

お香

瞑想が好きなので、持っていきました。

風を感じたり、虫の奏でる音に耳をすますのが好きなのですが、香りも加わるとさらに今に集中できます。

 

お香立ては自作しました。

家にあったスズ製のお皿を重しにして、その上に両面テープでお香立てを固定。

風が吹いても倒れない!

 

野宿の夜に闇の中に光る一点を見つめていると自然に瞑想状態に入れます。

めっちゃいいですよ!

お遍路後に追記

これもお遍路では全然使いませんでした。

お寺ごとにお香を立てますしね。

Kindle

本って結構重いんですよねー。

しかも暗闇では読めない。

でもだからと言ってスマホの読書アプリを使うとバッテリーの消耗は激しいし、画面の光に虫が寄ってくるし不快…

なのでKindleがいいのです。

軽いし、バッテリーはほとんど食わないし、画面の発光量も最小限。

 

僕のやつはKindle Voyage Wifiというタイプなのですが、

失敗した!と思ったのは、無料3Gモデルにしなかったこと

Kindleって「どこまで読んだかを他の端末と同期してくれる機能」があるんです。

でも3GモデルじゃないとWifiに繋がない限りその機能を使えません。

外出先でwifiがないと非常に困ります。

買うなら3Gモデルした方がいいですよ。

お遍路後に追記

お遍路の野宿の間、僕はブログを書くことに追われていたので全然使いませんでした。

なにせ毎日5時間くらいかけてブログ書いてましたからね。

でもブログを書かないなら持っていったほうがいいと思います。

野宿の夜は想像以上に長いです。

iPod nanoとイヤホン

Bluetoothイヤホンだとバッテリーを消耗する…

そう思って持っていったこのセット。

バッテリーの確保に苦しむ野宿旅では大活躍するはずだったのですが、イヤホンの選択を失敗しました

 

写真に写っているのは長年愛用しているShureのイヤホン。

耳のパッドが低反発の耳栓と同じ素材になっているため、ノイズキャンセリング機能がなくても高い遮音性があるという優れもの。

英語の勉強にハマっていた頃に知り、それからずっと愛用しているステキなイヤホンなのですが今回の旅には合わなかった…

車が近づいてくる音もカットしてしまうのでとても危険でした。

 

お遍路にはiPhoneに標準で付いているイヤホンを持って行こうと思います。

お遍路後に追記

iPhoneのイヤホンは正解でした。

でも思ったほどは使いませんでしたね。

遍路みちの美しい景色が音楽の代わりになってくれたように思います。

お遍路は修行だからエンタメは合わないのかも。




買い足したもの

モバイルバッテリー

iPhoneを6回フル充電できるソーラーバッテリーを持っていきました。

写真の下に写っているのは100円ショップで買った大きめのスマホ用防水ケース。

これにバッテリーを入れて、カバンの後ろに取り付けました。

これで常に太陽の恵みを受けられる!

 

・・・ところが結構あっさり使い切っちゃうんですよ。

なので電気の補充が必要だったのですが、野宿の旅なので補充ができない…。

しかも今回はずっと雨。

太陽出てこない…。

 

バッテリー残量に気を使って歩くのが非常にストレスでした。

もう一回言いたい。

バッテリー残量に気を使って歩くのは非常にストレス!

 

iPhoneを使わないときは飛行機モードに変更してました。

(通信をすべて制限してバッテリー消費を抑えられるモード)

面倒すぎてツラかったです。

 

帰ってきてから旅の達人・高城剛さんがオススメしてたコレを注文しました。

かっこいいし、バックパックの長さにもぴったり。

しかも防水。

 

果たしてこいつの威力がどのくらいなのかは、次の四国お遍路で判明するはずです。

バッテリーがなくて困っているお遍路さんがいたら分けてあげられるしね。

困った時はお互いさま。

みんなで座って太陽からエネルギーをいただきながら談笑するもの楽しそう。

お遍路後に追記

これはメチャクチャ活躍しました。

休憩時間や選択した服を乾かす時間に広げてソーラーチャージしてましたね。

なので、これがあればソーラーチャージできるモバイルバッテリーは不要です。

普通のモバイルバッテリーでOK。

 

あと改良版の新型が出ていました。

僕の買ったモデルPC005はコネクターが弱くて歩きながらの充電ができませんでした。

これから買うならこっちがいいですよ。

不要だったもの

Apple Watch

GPS機能の付いているSeries2。

(Series1はGPSついてません)

これがあれば目的地まで何キロなのかiPhoneを起動しなくてもすぐ分かる!

…と思って持って行ったのですが、丸一日歩くような今回の旅のスタイルでは電池がもちませんでした。

GPSって電気たくさん食いますもんね。

というわけでお遍路には持っていきません。家に置いていきます。

自撮り棒

ツイッターやブログ用。

「使うかなぁ?」と思いつつも、念のため持って行ったんですが使いませんでした。

お遍路後に追記

房総半島横断では不要でしたが、お遍路では持っていけばよかったなぁと思います。

風景だけより自分が写ってるいるほうがあとから写真を見た時楽しいです。

足りなかったもの

防寒着

足りなかったのはやはり防寒着。

これに尽きます。

本当に寒かった!

 

寒さは想像以上に体力を削られます。

エマージェンシーシートと一緒にダウンのインナーもカバンに忍ばせておきましょう!

きっと感謝する時がくるはず。

お遍路後に追記

とにかく野宿の朝が寒いです。

9月10月でも寒かったので、野宿するならダウンの防寒着は必須だと思います。

軽いだけでなく、雨で濡れてもすぐに乾くので。




最後に

いかがだったでしょうか?

意外な物はありましたか?

野宿の旅は大変な分、旅を大幅に豊かにしてくれる

それが今回の旅で知ったことでした。

 

それでは今日、四国へフェリーで向かいます。

四国裸足お遍路シリーズをお楽しみに!

 

この記事で紹介したもの